声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

秋色のプルオーバー

2020-09-15 13:25:00 | Diary
一気に秋がやってきたようで
ここ数日は足の冷えで目が覚める。

Halの鳴き声で起こされ一階に降りていき、
空気の入れ替えのために家中の窓を開ける…

キッチンの窓の外には

いつも同じ場所にクモの巣があるのだが、

今日はなんだか様子が変だ。

雌グモが足をたたみ丸くなって動かない…

小さな雄グモは隅の方に脚を広げてぶら下がったままだ。

雌グモは、役目を終えたのだ…。


昨日は、
義母の買い物に付き合って久しぶりに街中のデパートに出かけた。

数ヶ月ぶりのデパートは相変わらず客がいない。

「お誕生日と敬老の日なのでね」

千葉にいる妹に贈り物をしたいという義母は、

「ハラダの新製品がいいかな、と思って」

と新聞広告で読んだらしい菓子の名前を挙げた。

クリームにレーズンが入っているラスクの事だ。

ついでに、
私も広島の実妹に同じ物を送る…

甘いもの好きの甥っ子の喜ぶ顔が浮かぶ。


自分たちのオヤツ分も購入し、デパ地下での買い物を終えた後、

洋服が見たいと言う義母のリクエストに応えて3階のレディースファッションフロアに行くと、

待ってました、とばかりショップのスタッフさんが近づいてきた。

義母は私に気を遣ってか、

「見るだけでいいのよ」

と言う。


すでに秋物に変わっていて、
このフロアはシニア専用なのか、地味でシックな色合いのデザインが目立つ。


数年前から、

動きやすくて七分袖のトップスが欲しいと言っていた義母だが、

条件や好みに合う品は見つからないままだ。

「デイサービスに着ていくのにね」

と話す義母に

ショップスタッフが、

ショーケースから
オリーブ色に薄いパステルカラーの幾何学模様がプリントされた着やすそうなプルオーバーを取り出してひろげた。

「アラ、いいわね…こういう色が好き」

と言う義母にショップスタッフが、お似合いですよと勧めている。

私が、

「プレゼントしますよ」

と言うと、

義母は遠慮したのか、

「ううん、ちょっと待ってね、まずは一周して来てからね」

と、その場を離れた。


他のショップもすっかり秋色だ。

(さっきのプルオーバーのほうがオシャレだなぁ…)


敬老の日も近いことだし…。

フロアをゆっくり一周して最初のショップに戻り、
カード支払いのサインをする私の横で、

「ユミさんがそうすると思ったので、遠慮してたのに…散財させちゃってごめんなさいね」

と言う義母だが、

90歳になっても、

食べたいものがあって、
着たい服があるということが、

私には、嬉しい…

なにより元気な証拠だ。


ついでに自分のも…と思ってみたが、

残念ながら、
着てみたい服はなかった。

私は、もう少し若向きのほうがいいなぁ…。(^◇^;)


その前に
クローゼットから溢れそうな服を片付けて夏物を秋冬物に入れ替えなくては。


Halは換毛のないダルメシアンだけど、抜け毛のお手入れが大変です。

(⌒-⌒; )










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