声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

静かな日常

2021-07-06 08:18:00 | 報道 ニュース ワイドショー
昨日の午前中、
先月半ばから追われていた仕事を終えた。

無事今月分を終えたことに安堵しながら、

こっそりとワインのソーダ割りを作って
ハチミツとシークワーサーを少しだけ加えたカクテルを作った。

少しだけ気分が良くなった…

だけど、
こんな日常は一瞬にして崩れる…



熱海で土石流の被害に遭った人達も
きっと、こんな日常を過ごしていたのだ。

それが突然、失われてしまった…

人災だと言われるが、
あの《盛り土》は、いつ頃からあったのか…

盛り土の存在を、どれだけの人が知っていたのか…

砂防堰堤を軽々と乗り越えて想定量を遥かに超える土砂が、

住宅地を飲み込んでいったメカニズムが少しずつ解き明かされるだろうが、

失った日常は帰って来ない。


盛り土と聞いた時、思い浮かんだのが以前住んでいた場所だった…

先住犬のロメオの晩年に借りていたドッグラン付きの別荘があった場所のすぐ近くに

ある日、大型トラックが何台もやってきて土をどんどん運び、

埋め立てて行った…。

別荘地として開発された場所は、
所有者が県外の業者だったりする場合も多く、

騒音やゴミ問題などが気になって、
その当時の別荘の管理組合に話すと

“無法地帯だから行政の管理は行き届かない”と言われた事を思い出した。

いつの間にか緑豊かだった景観が変わり、
その場所だけが盛り上がっていて異様な場所に思えたが、

あれは、何のための盛り土だったのか…

あの場所の下の方には民家も住宅もあるが、もし、あれが大雨で崩れたらどうなるのか…。

熱海のような被害が出るのではないか?

安易に森林を伐採してしまえば、
当然、雨水を蓄える水源涵養機能は損なわれる。

そんな当たり前のことが、
自然破壊ではなく《リゾート開発》と言う名目のもとに、安易に行われている。

田舎移住を考える時には必ず土地の形状と古い地図と最新の航空写真などを、よく観たほうがいい…

不自然な地形をチェックする事で
危険回避ができる。

例え、
その近くに格安中古物件があったとしても…。







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする