叔父の濃厚輸液の管をはずされた.....あとは時間の問題と聞き 秩父へ向かいました。このごろ医療について考えます。夫の治療と投薬 わたしの十二指腸潰瘍の治療と投薬 知人の入院......を体験するにつれ さまざまな問題が見えてきます。どの病院も高齢者の入院患者が溢れています。
2日前 夫の治療費320円 待つのに2時間 ガーゼをとりかえるのに15分 2週間薬代が7000弱
本日 わたしの治療費570円 予約診療で40分待ち 10分お話。4週間分の薬代が3700円
保険診療だからざっとこの3倍かかっているのですが、お医者さんの仕事も看護師さんの仕事も決して高くはない。高いのは薬代です。医薬分業の意味はほんとうはなんだったのか医療の問題点はなになのか 考えてみようと思います。
夫は数種類の薬をのみはじめてから 士気は下がり身体はつらそうでいつも眠たそうです。いろいろ調べてみても薬によって完治したひとは1%に満たないようでした。それではなぜ多種類の薬の服用をつづけなくてはならないのでしょう。近代医療はからだのおおもとを直す、改善してゆくというより 検査をしてあたりをつけ、対症療法を繰り返すという傾向です。
血液の流れをよくする薬剤にしても以前のお医者さんは ご自分でつかってみてよかったからと魚油のカプセルを処方してくれたのですが 今回紹介された医師は 2種類の薬とともに心臓がドキドキする副作用があるかもしれないと説明してくれました。
病気の原因はいったいなんでしょう。生活のつみかさね 暮らし方のくせ つまり飲食物 嗜好品 空気 環境 ストレス 遺伝的な特質などによるのでしょう。覚えていらっしゃいますか?病気にはストーリーがあると考えるお医者さんの話を書いたことがあります。けれども じっさいに患者と親しくしてストーリーを組み立てる時間の余裕は医師にはないし 保険点数としても認められないでしょう。流れとしては地域の信頼できる医師が家庭医として地域のひとびととながらくつきあい 大きな病気のとき 大病院と連携をとるのが理想のように思われます。
しかし 現状というと思ってもみなかった方向に進んでいるようです。近隣の大学病院に打診したところ、専門の医師がいなくなったため 診療ができなくなったといわれました。うわさを収集すると腕のいい医師が自費診療専門の法人?にひっぱられたというのです。もっと調べてみると 某ホテルに自費治療の相談をする場所が設置されているといいます。
病気に罹った....富裕な方を相手にしカウンセリングをして専門の名医に紹介、手数料をとるシステム?とか。もちろん保険はつかわず 医師もクライアントに最善の治療を時間をかけて施すことができるのです。まさに地獄の沙汰も金次第......5分の治療に半日かけ大量の薬品をあてがわれる一般人との差は歴然としています。
保険の破綻は製薬業界と関連がありそうな気がしませんか? 農薬も添加物も薬.....土を汚し 水を汚し 空気を汚し 動植物を汚し 食べ物を汚し.....あげく病気になったらまたクスリ漬け.....どこかおかしい。どうみてもおかしい。
夫のためにひとつふたつしてみようと思います。結果はあとでご報告しますね。
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