最大の疑問は これだけ騒がれているのに マスコミが黙殺 そろそろなにか言い出すかも.....
→ こちら
千葉県選挙管理委員会 より
http://241216senkyo-chibaken-senkan.jp/page3.html
千葉4区 4人
当 野田 佳彦 民前 163,334
藤田 幹雄 自元 72,187
三宅 雪子 未前 28,187
斉藤 和子 共新 21,459
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合計 285,167
千葉4区 比例代表得票数
民主 78,460
自民 64,436
未来 17,355
共産 19,270
公明 27,629
維新 48,943
みんな 28,447
社民 4,186
幸福 593
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合計 289,319
小選挙区で野田佳彦に投票した人と、比例区で民主に投票した人の差は、163,334-78,460=84,874票。半分にも満たない。他の候補者と比べると小選挙区と比例区での得票の差があまりにも違いすぎる。これだけの人が、民主党を不支持でありながら、野田佳彦に入れたことになる。民主党支持者の倍以上が野田佳彦に投票したことになる。通常なら、民主党を支持する人でも野田佳彦には入れたくない、と思うのではなかろうか。今回の衆議院解散は野田内閣への不信任だからだ。こんなことがありえるだろうか。
安倍政権は原発再稼働もすぐには行わない。消費税増税もすぐには行わない。TPPもすぐには行わない。
参議院選までの半年間が勝負。それまで国民に嫌われることはしない。衆議院2/3の絶対多数による再可決は使わないだろう。しかしもし夏の参議院で過半数を取れば、あとは鬼に金棒。何でもありの絶対政権になる。自民党は2007年参議院選の二の舞は繰り返さない。どんなことをしても参議院選を勝利に導こうとする。
しかし円安・ドル高は半年が限界。なぜならドルは今以上のジャブジャブ状態にするしかないから。ドルは刷って刷って刷りまくるしかないのだ。いずれドルは安くなる。水で薄められたドルは安くなり、一時的な円安で輸出を伸ばした日本の円はまた高くなる。日本が輸出を伸ばすには中国への輸出を伸ばすしかないのだが、その政治的ハードルが高いままだ。こんな輸出振興策はいずれ破綻をきたす。しかし安倍政権にとっては半年間だけ見せかければいいのだから、国民がだまされる可能性はここにもある。
アメリカとTPPを結んでも(実質的に日米2国間協定)、アメリカへの日本の輸出は伸びない。なぜならアメリカは物を買う力を失っているから。物を買えるのは一部の富裕層だけで、国全体の購買力は低い。アメリカは病んでいる。
アメリカが日本を財布代わりに使おうとするのは今までと変わらない。そのための資金として自民党は消費税を上げるのだ。福祉予算になど使われない。裏で米国債の購入に充てられる。米国債は外為特別会計という裏帳簿で、購入される。そのため日本人の目には見えなくなっている。今この時でも日本はさかんにこの裏帳簿でドルを買っているはずだ。だから昨日から1ドル=85円の円安になったのだ。日本が買いつけて貯まったドルは、いずれ米国債の購入に充てられる。
アメリカの『財政の崖』はよく報じられるが、本当の崖っぷちに立っているのは日本だ。この半年間のマスコミ報道は今までに増して巧妙になるだろう。大がかりな世論操作はまだ折り返し地点を過ぎたばかりだ。
今回の衆議院選挙によって日本はいつか来た道をもどり始める。今自由経済の名のもとに行われていることは、実質的なブロック経済競争である。
安倍政権はブロック経済圏競争のなかで、東アジアブロックではなく、環太平洋という名のもとのアメリカブロックを目指している。瀕死の重病人アメリカと組むこと、これが致命的な誤りである。
以上
組んでいるわけではなく 鎖でしばられている。その先には地震爆弾が仕掛けられているから いうことをきくしかない。これから 先のことは 安倍さんだってわかっているはず。