遠い森 遠い聲 ........語り部・ストーリーテラー lucaのことのは
語り部は いにしえを語り継ぎ いまを読み解き あしたを予言する。騙りかも!?内容はご自身の手で検証してください。
 




CA: この男が世界に貢献したこと。
僕の親友がこのツアーで彼と一緒に仕事をする予定だったってことをコリーは知らないと思うけど。
彼はコリーと偉大なディーバと一緒に仕事をしたことがあるんだけど、その彼がマイケルについてこう言った。
「彼は前よりずっと元気に見えた。」長くて大変なショーだから彼は奮闘していた。これは進行中の話だったんだ。
彼は2つショーをキャンセルしたけど、いいじゃないか。この男には50回のショーが列をなして待っていたんだ。
これは始まっていたことなんだ。 ステープルズ・センターでフル・プロダクションをやっていたんだ。何百万何千万ドルのショーだよ。
始まっていたんだ。このpoor kidは前の晩に家に帰って、気分が悪いと言い、次の日には死んでしまった。
コリーの使った言葉を使わせてもらうけど、僕の人生で多分一番破壊的な出来事だ。僕の中の正義が奪い取られたみたいに感じる。
人々はもうちょっと彼が世界にどんな貢献をしたのか関心を持つべきだ。そしてワッコ・ジャッコとかいうガラクタは一切辞めるべきだ。
CR: でも、彼らはやめないよ。そっちの方が好きだから。

CA: ライザはとてもクールだった。先日の夜、彼女を観た。
CY: うん。ラリー・キングで彼女を観たよ。
CA: 彼女はそこに座って、そんなことはもうやめましょうと言い、ラリー・キングに話していた。
彼女は、もうやめましょう、さあ、少しの間、称賛しましょうと言った。
今後はいろいろ出てくる、人々は手のひらを返し始める、いろいろ聞こえ始める、本が出始める。
ソニーはレコードをプレスしている。彼のレコードを再プレスするのに、今は4つの工場が稼動していることだろうよ。
ごめん。僕はただ単に、ここはコリーに主導権を渡すよ。僕はこのせいで打ちのめされているんだ。悲しいんだ。
僕はこのところずっと感情的になってしまってるんだ。
今週末、僕のファームハウスに行く予定だ。そこにはね、コリー、オリジナルのレコード盤がたくさん置いてあって、僕はそれを全部出してくる。この男がどんな功績を残したのか誰かが語らなくてはいけないよ。くだらない話はやめなくちゃいけない。
CY: 2005年の裁判の後は、彼は以前と別人みたいになってしまって、いろいろなことが下り坂になったと多くの人が言っている。
個人的な問題をいろいろ経験して、近年はもちろん噂されていた健康問題があったと。この状況に関して何か知っていることはある?
CR: 確かに健康問題があったことは知っている。これが第一だ。今まで話題になったことがなかったけど、
マイケル・ジャクソンにはダンサーズ・フィートと呼ばれる健康問題があったんだ。ダンサーズ・フィートとは、
ダンサーは何年にも渡って踊る時に足を包む。テープで巻くとかそういうことだ。でもそうすると当然酸素が十分行き渡らなくなって、皮膚が乾燥するんだ。
紙で切ったみたいに、皮膚が割れて裂ける。マイケルはそれにひどく苦しんでいた。
時々それがとても悪化して、足をギプスで包まなくてはいけないほどだった。だから時々ギプスをしている彼を見ただろう。
痛みはとても激しかった。そして、ああ、そのために鎮痛剤を飲んでいたかって?うん。確かにそうだと思うよ。
彼が実際に錠剤か鎮痛剤を飲んでいた所は見たことがないけれど、僕がそれについて彼に話しかけたことは間違いなくある。
こんなだから、検死の結果がどうであろうと、彼が亡くなった本当の原因が何であろうと、これはこの業界が彼にやった仕打ちがもたらしたこと、以上。この業界が彼にやった仕打ちの結果なんだ。
CY: 業界と言っていい理由は、彼は経済的な問題で追い詰められていたから?
彼は10回ショーをやりたいと言ったのに、ロンドンで50回することになってしまった。来月の予定だったけど。
経済的な問題を遂行しないといけなかったから、彼は追い詰められてると感じていたのかな?
CA: いいかい。彼はこのカムバックツアーをやろうと決めて、現金を儲けようとしたのは確かだと思う。
正直なところ彼はそれくらいもらって当然だ。コリーが言ったように、彼は大きなパワーを持つ人々に水際まで追い詰められていたし、公平に扱われていなかったと今も思う。僕らがこの業界で仕事を始める時に、コリーと僕が良く知っている人が言ったんだ。
「この業界では、アーティストがいなかったら何もできない。そのアーティストが世界で一番やっかいなものとか思っているとしてもだ。それでもアーティストは必要なんだ。」 そう、この業界のお偉方はいつかこのことを忘れてしまったようだ。
CR: 何年も前のことだ。多分8年前のことだけど、マイケルは僕に言った。
「コリー、僕はもうツアーはできない。もうツアーはやらない。いいかい?」
僕は言った。「マイク、何で?」彼は言った。「僕は殺されてしまうからだ。」これが彼の言ったことだ。
彼は言った。「僕は殺される。」なんでそんなことを言うんだい?と僕は聞いた。
彼は「そう。僕がコンサートの準備をしていてソニースタジオで気絶したのを覚えてる?」と言った。
「うん、ツアーの準備をしていると脱水状態になってしまう。僕は食べない、飲まない、寝ない。
ツアーの準備にそこまで打ち込んでしまうんだ。」
彼は言った。「わざとやってるんじゃない。ただこういうことを考えなくなってしまうんだ。わかる?
僕は取りつかれたみたいになって、そういうことは考えられなくなってしまう。前回は静脈注射をしながら僕は歩き回らされた。」彼は言った。
「だから僕は決めた。僕の医師達ももうやらないほうがいいだろうと決めたんだ。」彼はInvincibleのアルバムを最後にしたかった。
ツアーはもう終わりだった。このInvincibleのアルバムではやるつもりだった。アルバムを出し続けたがっていた。
彼は言った。「できなくなるまでアルバムはやる。でもツアーはできない。」
CY: マイケル・ジャクソンが身を滅ぼしたのは、貪欲な人々のせいだと言っていいだろうか。
例えば、ロンドンの件のチケット売り上げ8千5百万ドルを欲しがっていたような人々とか。
彼と周りの人々は欲にかられて、そういう状況に追い込まれたと言って妥当だろうか。
CR: 僕はそれを貪欲だとは思わないな。彼には選択の余地がなかったと思う。お金に関して思うに、時に僕らはみんな、やらなくてはいけないことをやるだろう。
ジョー・ルイスみたいなボクサーが引退して随分経ってから、再びやり始めたのと同じ理由だ。
ジョー・ルイスはまたリングで戦わなくてはいけなかった。理由は金がなかったからだ。僕はマイケルが金を持ってなかったとは言っていないけど。

CY: でも彼には4億ドルの借金があった。
CR: 彼は借金があったことはあった。確かに借金があった。いいかい、もし君に借金があったら、君を売り歩いてこういうことをする人たちがいるんだ。よしマイケル、もう1回ツアーをして借金を完済しよう。
ああ、あのさ、彼みたいな人間は、彼はエンターテイナーだからこう言うんだ。よし、仕事に取り掛かろう、と。

CY: 多くの人が驚くんだけど、また同時に大きな悲劇でもあるんだが、振り返ってみて、彼には良い時もあったけど、悪い時もあったと言える?
CR: 僕は、神にこの男に平安を与えて欲しいと深く祈るよ。そして彼のレガシーが今後もずっと続き、でたらめって言うのかな、それに穢されないことを。でも僕は残念ながら、今後も永遠に問題が続くだろうと思っているよ。
エルビス・プレスリーみたいな人について、いつもあれこればかげたことが言われているみたいに。

CY: どういう風に彼が亡くなったか。
CR: どういう風に彼が亡くなったか。
CY: 例の陰謀説だ。
CR: 陰謀説。どうやってブルース・リーが亡くなった?マリリン・モンローが亡くなった?僕が何を言ってるかわかる?
マイケルはこういう人たちとは比較にならない。エルビス・プレスリーが一番近い人だろう。エルビス位のキャリアじゃないと彼の偉業を重んじて超えることができない。
僕はエルビス・プレスリーを貶めるつもりはないが、彼ら2人はそれぞれ違う。ずっと前からマイケルはエルビスの全てを上回っていたと僕は思う。

そしてマイケルは、ちょっと違うものに敬意を表していた。彼がビクトリー・ツアーをやった時のことを誰も話題にしないけど。
僕が子供の頃、マイケルはビクトリー・ツアーをしてたよね?毎晩ニュースで、マイケル・ジャクソンがツアーをした都市全部に寄付をして、新しい慈善事業に寄付したと言っていた。彼はビクトリー・ツアーのお金を慈善事業に寄付していたんだ。僕はとても素晴らしいと思った。
わあ!毎晩この人は何百万ドルも慈善事業に寄付してるんだ、みたいに思った。彼は全部の都市に留まって、病院に行き、火傷や病気をした子供達とか、いろいろ訪れてたんだ。彼はこういうことをするための時間を取っていた。
CY: クリス、何か考えていることがある?
CR: 2つある。エルビスとマイケルの比較は、アメリカ文化、そして世界の文化にとって彼らは何だったのかということを考えたら明らかだ。
何が違うかと言うと、エルビスは42歳で亡くなったと思うけど、彼の稼いだお金の大部分は、彼が亡くなった後からのものだ。彼が生きていた頃よりずっと多い。良い時悪い時の話に戻るけど、アーティストはみんな良い時と悪い時がある。悪い時のほとんどは、大体は創造性の欠如のせいだ。スキルがなくなり、身体の方もこうなってしまって、とかいろいろ。
マイケルは良い時の中でもさらに一番良い時があった。それがどんなだったか思い起こしたらわかるけど、ああいうものにはもう一生出会えないだろうと思う。

重要なのは、アルバムが素晴らしかったということ。パフォーマンスが素晴らしかった。彼自身が素晴らしかった。
彼はアイコンだった。多分世界で一番有名な人間だろう。彼の悪い時は、創造性が低下したからといえば、全くそういう訳ではないと思う。悪い時は、誰かが彼に押し付けたものなんだ。彼に影響を及ぼすことのできる人が、彼を洞窟や穴に押し込んだ。 僕にとってはとても悲しいことだ。アーティストはアスリートのように年をとる。
彼らは変わる。彼らは違うツアーをする。カジノをやり始める。町のお祭りに出始めて、パッケージツアーをやったり、いろいろだ。マイケルはアーティストが落ちる所よりもっと低い所へ落ちることを余儀なくされた。スキルがないからじゃない。
マイケルについてみんなが気がつかないんだけど、僕は彼をミュージコロジストと呼びたいよ。
この男は全部の歌、レコーディング、スタジオ、サン・スタジオのこと全部、メンフィス、モータウン、ニューヨーク、LA、どこもかしこも知っていた。
彼は全部知っていた。ミュージシャン。楽器。ミキシング。誰もこのことを話題にしない。誰もこのことについて議論しないのが信じられない。
ところで、エルビスと違って、この男は43年間ずっとやり続けていたんだ。43年だよ、クリス。ああ何てことだ。

そして、マイケルみたいな奴と仕事をした。彼はスタジオに12時に入らなくてはいけないのに、遅れて来て1時15分前に現れた。
遅れたことに対してマイケルは酷かったと思っていて、セッション中ずっと謝っていた。次の日、彼は巨大なバスケットを送ってきた。
僕らは映画の話をしていて、僕がどんなに映画が好きか話していたからなんだ。だから、彼はこの巨大なバスケットを送ってくれた。
CY: いろいろな映画が入っていたんだね。
CR: びっくりしたよ。多分DVDが100枚入っていた。ポップコーンやキャンディーや、いろいろな本や映画のトリビアや、ありとあらゆる物が入っていた。
そしてカードには再び「君の時間を尊重しなくて本当にごめんなさい。」と書いてあった。
CY: そういう考え方に値打ちがあるんだ。絶対!
CR: そうだ。マイク、明日は何時に始めたい?と僕が聞くとする。彼はこう言う。「コリー、君がボスなんだ。
君が何時か言ってくれ。もし君が僕に朝の7時にここに来て欲しいなら、僕は朝の7時にここにいる。」
彼は言った。「君がボスだ。何でも言ってくれ。」
CY: こういうコメントを聞いて興味深いと僕が思ったのは、彼が何でも自分の好きなようにやりたがっていたという風に主流メディアが描いていたことだ。
CR: 全然違うよ。全然違う。僕が言ったとおりだよ。世の中の人々がちょっと立ち止まって、ちゃんと見てくれたらと思う。

CA: 話題を戻して今の状況だけど、マイケル・ジャクソンのトリビュートのことを考えると怖いよ。
彼の家族が何をしようとしているのか考えると怖い。レーベルがどんなレコードを企画しようとするのか考えると怖い。
CR: 僕は1つ楽しみにしていることがあるんだ。マイケルはビクトリー・ツアーの映像を暖めていた。
マイケルはビクトリー・ツアーの映像を全部持っていたんだ。僕はよく彼にどうかお願いだと頼んだものだった。 実際に僕は編集されていないDVDを持っている。これはストレートな映像だ。
CA: 多分コリーがいつか君に見せてくれるさ。
CY: それか、それを貸してくれるよね。僕は後でちゃんと返すと約束するよ。
CR: 驚くよ。奴はリップシンクしてないんだ。彼の声はすごく素晴らしかった。とんでもないよ。彼は全部踊ってるんだ。 あれもこれも彼は全部やってるんだ。彼はただ自分のコンディションを整えて、できるようにしたんだ。

CA: そういうアーティストは今まで1人しか観たことがない。2時間以上ステージをやるなんて、全く違う生き物だ。
マイケルはいつも2時間半やっていた。少なくとも僕の観たブラジルのは2時間半に近かった。
ただ1人、それに近いものを独力でうまくやってのけたのは、ブルース・スプリングスティーンだ。彼は中断せずにやっていた。

彼はステージから降りない。マイケルがステージを降りる時は、1分間の衣装替えの時で、本当に正味1分だった。10分じゃなかった。
12人のビューティーポリスがいたんだ。彼は再開していた(?)。ところで、誰かダンサーズ・フィートについてわざわざ語った人はいるか?
こいつがどうやって踊ったのか、わざわざじっくり見た人はいるか?誰がマイケル・ジャクソンに心酔していた?
フレッド・アステアだ。冗談じゃないよ。
 
これまで20年間、Apostleはプロデューサー/ソングライターのコリー・ルーニー(CY)と友人である。
1998年、モトーラはルーニーをEpic's Vice President of A&Rに指名した。
VH1はルーニーを音楽業界最大の隠し玉と呼んだ。
彼はジェニファーロペス、メアリーJブライジ、デスティニーズチャイルドその他もろもろのために作曲とプロデュースをした。
エピックにいたころ、コリーはMJと友人になった。

CR: ストーリーがたくさんある。いろいろなことがある。マイケルはじっくり座って語るのが好きだった。
彼はいろいろなことについて、ただ話して、話して、話しとおすことが好きだった。
都会なんかに来る時、彼は本屋に行きたがったのを覚えている。本屋は店を閉めてくれて、彼は本を買いに行ったものだ。
彼はよく読書した。彼は僕にアフリカについて、そしてアフリカがどんなに美しいかを教えてくれた。
彼は言った。「あのね、人々はアフリカがどんなにきれいか皆に知ってもらいたくないんだ。なぜならあそこで富を全部略奪しているからだ。」
でも彼は言った。「僕が今まで行った中で一番美しい場所だ。」彼は写真を持ってきてくれたけど、とても驚いたよ。
クリス、デビッド・ブレイン(マジシャン)が自分で自分を生き埋めにしたのを覚えてる?
CA: うん、もちろん。彼はソニーのフロアによく来ていた。君は覚えてないけど、君の友達の50 Centが僕らにコーヒーを運んでいた頃、彼は良く来てたんだよ。
CY: すごく行き当たりばったりの話だけど、続けて。
CR: デビッド・ブレインがNYのトランプ・ビルディングの横で、自分を生き埋めにした。
CY: トランプナショナルタワーだね。
CR: うん。あれをやっていることを僕がマイケルに話したら、彼は「嘘だろ?」とか言った。僕は本当だよと言った。
彼はデビッド・ブレインって誰なのかということすら知らなかった。僕はビデオ映像やその他いろいろを取り寄せ始めた。
なぜならその頃YouTubeがなかったからだ。僕はデビッド・ブレインがどんな人なのか彼に説明するため、映像を取り寄せ始めた。
彼はすっかり魅了されていた。その夜、僕らはバンに乗ってデビッド・ブレインを夜遅く見に行った。僕らはあそこに行ったんだ。
僕らはバンから飛び降りた。彼は何ていうか部分的に変装していて、誰も本当に彼だと思わなかったようだった。
彼はバンから飛び降りてそこまで歩いて行って、そこに座った。彼は心を奪われていた。おかしかったよ。そして僕らは笑ってたんだ。
彼がこう言ったからだ。「あのさ、みんなはしょっちゅう僕のことをそっくりさんだと思って、僕だとは思わないんだ。 だから時々僕はただ車から飛び降りることができるんだ。」

CY: 君は彼と個人的な会話を沢山したみたいだけど、整形手術について話したことはある?
CR: ああ。
CY: で、彼は何て言ったの?
CR: 彼は言った。「僕とシルベスター・スタローンとかハリウッドの人々の違いは何?」彼は言った。
「だから何?」彼は言った。「僕の皮膚疾患だよ。僕は白くなりたくないんだ。」彼は言った。「僕は白くなろうとしているんじゃない。」
彼は言った。「でも皮膚疾患はどうすることもできなかった。」彼は言った。「肌の色を均一にするため、手術をしてみたりいろいろやったけど、結局僕の望む結果にはならなかった。でも僕が色の白い黒人になったのはそれが原因じゃない。」
僕の鼻に関しては、彼は言った。「僕はシルベスター・スタローンが彼の鼻が嫌いだったように、僕も自分の鼻が嫌いだった。」
CA: マイケルが、父親に言われたと言っていたことを考えてみて。
CR: うん。彼は言った。「僕は自分のあごが嫌いだった。自分の鼻が嫌いだった。」彼は言った。「だからどうだって言うんだ?」
「なぜ僕だけなんだ?」彼は言った。「なぜ僕だけなんだ?」彼は「僕はハリウッドで鼻や唇の整形手術や、
ボトックスとかあれこれやった人を20人は言える。」と言った。

CY: 他にみんなに話したいことはある?
CA: みんなと分かち合いたい唯一のことといえば、僕の叔父はビル・コスビーと親友だったんだ。
60年代の後半、僕が最初に持っていたレコードの1枚は、彼が僕にくれたものだ。僕が一番初めに持っていたレコードはモンキーズだと思う。
彼はマイケル・ジャクソン、ビル・コスビーが一緒にやったレコードを渡してくれたんだ。それは綺麗なブックレットの入ったイエロー・サブマリンみたいなレコードだった。
僕の一番大切な財産のうちの1つだ。今度の土曜日にそれを見るのが待ちきれないよ。

マイケル・ジャクソンの他のことに関して、これから先の2週間で地すべり的な勝利が起こってほしいと望んでいる。
彼のやった良いことが話題になり始めてほしいと思う。なぜなら、良い所と悪い所を比べるなら彼は世界で一番有名な人だ。
ここ6日間、毎日朝から晩までずっとテレビで話題になっている。これは僕の望みだ。神が彼を祝福しますように、そして彼が安らかに眠れますように。
そして、僕らはみんな人生の終わりにはいつか彼に会うんだ。そしたらきっと彼は猛烈に歌って踊っているに違いない。
僕自身に関しては、実のところ日曜日に教会に行って、はっきりさせたいことがあったので牧師さんと話した。
僕は、こんな風に自分の考えを表現することによって、誰かから攻撃されたり、問題になったりしないということを確認したかった。
僕はキリストと誰かを比較するために言うんじゃない。なぜなら、キリストとは比較にならないからだ。
ちょっとの間、神の世界の中に存在する、僕らの住むエンターテイメントの世界と呼ばれるものを見たらわかる。
CY: うん。同感だ。
CR: マイケルは、僕にとって、僕は僕にとってとしか言えないんだけど、数え切れないくらい沢山の人々が同じことを感じていると思う。
マイケル・ジャクソンは僕らにとってキリストみたいな人物だった。この男がここ15年以上に渡って中傷され、吊るし上げられ、名誉を傷つけられ、悪口を言われ、みんなが彼のマイナス面ばかりを話すのが好きだったっていうことを考えるとそう思う。
エレファント・マンの骨を買いたかったとか。それがどうした?あのさ、僕でも買うと思うよ。
CA: 僕もだね。
CR: クールだと思うよ。僕でも買うと思う。でもそれがマイケルだったから、いつもプラスでなくマイナス効果になってしまった。
僕は失意のどん底にいるよ。僕のインスピレーション、僕がかつて子供の頃から持っていたインスピレーションの光が、今では全く霞んでしまった。
僕は、キリストが張り付けにされて十字架から吊るされたのを見なくてはいけなかった弟子とかじゃないからわからないけど、彼ら弟子たちの心は、この僕の心と同じくらい失意に満ちていたはずだと思う。
ところでこの業界についてだけど、僕に言えることは、僕らが独立して活動できて、偽善者を相手にしなくて良い時代があって僕は幸せだということだ。でも業界には偽善者がたくさんいる。
まさに悲劇だ。僕はマイケルに起こったとんでもないことが、一体どんな感じだったんだろうといつもあれこれ思った。
僕はそんなことを本当に感じてみたいとは思ってなかったと思う。僕はまあ、何てことだ、何が起こるんだろう?みたいな感じであれこれ思っていた。
さあ、そして今。今のまでのところ起こった出来事はみんな、ほとんど僕が予測していたことだ。
CA: コリーと僕は毎日何度も話すんだ。ここ20年間ずっと基本的にそうだ。
CY: そうだろうね。
CA: このことが起こった時、僕がコリーにEメールを送っていて、ある時、彼の奥さんに電話したけど、それっきりだった。
コリーから3日間連絡がなかった。Eメール、電話、返事がない。彼は悲嘆にくれているとわかっていて、僕も悲しみに打ちひしがれていた。
CR: 僕は3日間泣いていたからだよ。
CA: 月曜の朝、彼は電話をしてきて、これはとても適切な君の言葉の引用だから言うけど、こう言ったんだ。
「OK. 月曜日だ。仕事に戻ろう。なぜならマイケルなら仕事に戻るだろうから。」
CR: それは事実だよ。
CA: 僕にとってとても痛切だった。
CR: マイケルなら仕事に戻るだろう。さっきも言ったように、彼は衝突を受け入れ、傷を受け入れた。
彼は僕の会ったことのある最も強い人間のうちの1人だ。彼は逞しく強い男だ。
マイケル・ジャクソンには臆病な所が全くなかったんだ。


 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




   わぁーーい やりました 真央ちゃん!! えみさん 桜子さん ありがとう!

しかも!! ギネス側から日本スケート連盟に記録認定を伝えてきた異例のケース!!近日中に授与式が行われる。

      アイスショウで...

関連記事→はコチラ

もうひとつ→コチラ

浅田真央さんのギネス認定に納得できない韓国は→コチラ

..... 6月 ソウル公演!? ちょっと心配です。




コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




みなさま おはようございます。


サイコロの一点もの日記は→コチラ

なるほど.....と思いました。


マイケル①でとまっていたのですが 数ヶ月振りに再開できそうです。
書くのはつらいけどようやくマイケル②......



Aさま

心からの提言 ありがとう。わたしほんとうに感謝しております。これからもどんどんおっしゃってね。それこそ 友というものです。もっと先に行こうという気持ちになります。沁みいるような.....とともにパワーもまた必要です。ともに歩いてまいりましょう。

仕事苦戦しています。さぁ 行くぞ!!






コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )




日本ばかりじゃないフィギュア世界選手権eurosport放映の怪は→コチラ

鐘 007採点付映像比較は→コチラ


フジテレビ荒川静香さんの消された解説部分BSフジ版は→コチラ

地上波版は→コチラ

フジテレビの言い訳は「荒川の今後のコメントの信用に関わると思ったから」とか....

「大歓声がブーイングに変わりました」の映像は→コチラ

日本の国旗をCGで消したという情報もありましたがフジテレビの申し立てで映像が削除されており、確認にはいたりませんでした。

浅田選手はなにをひろったのでしょうは→コチラ



コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )




井上リサさんの絶対美学研究室は→コチラ

抜粋
.......この『鐘』という浅田の作品は、フリー・スケーティングだけで独立したプログラムではない。実は、ショート・プログラムでさらにブラッシュ・アップされた『仮面舞踏会』とは通底したテーマがある。それは、浅田にとっての「死」を意識したメメント・モリ(Memento mori)的空間を身体化する行為だ。それを浅田はショート・プログラムでは『仮面舞踏会』の音楽と物語に乗せて、死にゆく人間の「死の舞踏」的狂気、乱舞、錯乱を、グリューネヴァルトのタブローのように、狂おうしくも美しく見事に演じ切り、これまでの清廉、可憐なフィギュアの妖精から、何者をも寄せ付けない“絶対狂人”としての浅田真央になったのである。.......


......『鐘』が表す世界とはどんな世界であるのか。これは中世暗黒時代の欧州の歴史とともに欧州人の記憶の中に潜在的に刷り込まれたものである。それは時に大災害や疫病や戦争であったり、または神の逆鱗にふれる出来事であったり、このような鬼気迫る状況の中でけたたましく鳴らされるのが『鐘』なのである。....... 赤を基調とした衣装で颯爽とリンクに登場した浅田真央は、その胸の内に堆積した怒り、悲しみ、叫び、様々な情念を、まるで観客の我々までも焼き尽くすかの如く迫力で「死」のダンスを始めたのである。浅田が『鐘』で表した空間は、リンクの内も外も炎で包まれたような空間であり、その炎の輪の中を、人々の怒りの情念で召喚された魔物が焼け焦げた屍を蹴散らしながらぐるぐると旋回しているのである。.....そしてこの阿鼻叫喚の状況の中でその“魔物”と化した狂人・浅田真央は、全ての物を焼き尽くした後、終曲に向けて自らもその炎の中へと突っ込んで行った。何もかも焼き尽くされて昇華される事で、やっと我々人間の穢れた魂は浄化され、ようやく福音書(EVANGELION)の1ページをめくる事が許される――これが4年間の「場」と「空間」の共有の中で完成された、浅田真央の『鐘』という作品なのだ。......

    智砂子さんはエロティックな....といいました。エロスと死は表裏一体のものですが、受け取るひとによって作品の世界観はさまざまです。

    わたしは優れたフィギュアスケートは胸を振るわせるストーリーだと思っています。ですから語り部としてとても魅かれるのです.....古くはボレロ.....がそうでした。音楽に合わせて氷上で踊るというような次元と一線を画す まさに芸術にふさわしいパフォーマンスがあります。

    そしてすぐれたものがたりとは文学にしろ音楽にしろ演劇にしろ語りにしろ 受け取ったそれぞれのひとの魂に響き 唯一無二のものがたりとなる。浅田真央の”鐘”を震えながら受止めたひとそれぞれにとって鐘はおなじものがたりではない。それでよいのだと思います。それこそ 007とはまったく違うステージのものだという証明なのだと思います。

    また昨年度のフリースケーティング”仮面舞踏会”と鐘が重層構造になっているという指摘は慧眼です。しかしながら わたしは井上さんの.....少なくても、寂れた歓楽街の大衆芸能のようなものとは同じ座標で語るものではない。.........ということばには賛同しかねます。大衆芸能のなかにこそエロスと死の交錯した類まれな一瞬もあるのです。ものがたりの根底にあるのは......つねに生と死.....そして再生といわれているのをご存知でしょうか。

    紅蓮の炎に灼かれ 新生した”浅田真央”は来シーズン わたしたちにどのようなものがたりを見せてくれるでしょう。......くびをながーくして待つのも喜びですね。






    

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )





ホスピタリティの場所からは→コチラ

抜粋

.....けだし、圧倒的にフィギュアは、東洋人の覇権となってしまいました。これを白人西欧人たちが黙ってみていることは絶対にありえない。東洋人が勝てない仕組みを必死につくっていくでしょう。スポーツ世界は、すべてそうなっています。東洋側、とくに日本側の指導者たちはここに、あまりに無能、無策です。選手たちを超えた次元で、おきていることですが、最大の犠牲者は選手たちになります。やわらちゃんさえ柔道で金をなかなかとれないようにさせられてしまったのです。


   世界フィギュア協会が、もうおそらく現れないであろう真央の存在を世界の財産であるとみなしてそれを大事にし育てうるのか、それとも黄色人種としてしかみなさないのかによって、まったく真央がおかれる環境は変わっていく。それをつきぬける真央の純粋さがありえるとはおもいますが、過酷な環境になることは不可避ではないでしょうか。

   真央の挑戦と闘いは、<超>純粋性の次元にはいるというのは、こういう規制をこえていく感動を彼女が、うみだしていくとおもえるからです。


   真央をこえるべく闘い自らを形成してきたキムヨナが創造した世界がある、それはもう完成されてしまい、今回のように、ほんの1秒で崩れてしまうほかないところへきてしまった。その、圧倒的な偉大さは、オリンピックでおわってしまった。あれ以上の演技は、もう永遠にできないでしょう。金メダルのためだけの演技ですから。

......

   そして、真央は世界中から、レスペクトされていくでしょう。これからは、真央が前人未到の閾を創造していく段階です。3つのトリプルアクセルでそれは、もうスタートしています。氷を融かし、氷をうごかし、そこからとびだしていく、偉大な演技をみることができる、わたしたちは、かつてのニジンスキーの時代に生きたひとたちのように、とんでもない時代に同時に直面しているのではないでしょうか。

.........

   わたしにとって、いま、偉大さとはなんであるのかと問われたなら、この浅田真央というひとりのひたむきな純粋に挑戦しつづける自己テクノロジーの表出である、と躊躇なく答えます。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




   ニュースゼロがテロップでお詫びを出したようです。相当な抗議が行ったのでしょう。

これがその映像 →コチラ

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )



   次ページ »