遠い森 遠い聲 ........語り部・ストーリーテラー lucaのことのは
語り部は いにしえを語り継ぎ いまを読み解き あしたを予言する。騙りかも!?内容はご自身の手で検証してください。
 



  くせと個性は違うと思うのです。ひとは生まれつきそのひとだけの輝く個性を持っています。双子だからって性格はおなじではありませんね。

  くせは生活のなかで後天的についたものです。靴の底の減り方左右違いませんか? 利き手、利き足?がありますが、わたしの場合は身体の右側が固いのです。戦闘的な性格のひとはそうなりやすいと読んでなるほどと...思いました。先日 ベッドのなかで右手のこぶしを握り締めて寝ていることに気がついて びっくりしました。寝ているあいだもリラックスするどころか戦っている!? これはまずい。当然のように身体の具合がわるく しばらく夜眠れていなかったのです。

  身体の柔軟性は筋肉のやはらかさだけでなく、”筋膜”の存在を知ることがたいせつのように思います。筋膜はボンレスハムを包んでいるネットのように筋肉を包んで骨格につながっていて、生活の仕方、身体の使い方で次第に固定されてしまうのです。この筋膜をはがす方法に”ロルフィング”というのがあるのですが、残念ながら安くありません。

  そこで わたしは二年前から友人家族とともに自力整体をならっています。筋膜をはがすのはただ身体の柔軟性を増すだけではありません。張付いている筋膜から骨格をはがし 自由にすることで 声がかわってくるのではないかと思います。倍音は身体の骨格や内臓と共鳴することによるので倍音が出しやすくなるのです。語り(ストーリーテリング)は身体と心と魂でするのですからこれはわたしの語り部修行でもあります。おまけに筋肉にリンパ液などが浸透しやすくなり血液の流れもよくなります。

  自力整体というより今はバレーのエクササイズや他の先生の筋肉ほぐしをとりいれた穂積式というものになっているのですが、気がつくことは身体の左右差です。そして気がつくことから身体は目覚めはじめます。はじめた当初 わたしのひざは固まっていてまっすぐ伸ばすこともできませんでした。眠る際もひざの下に布団を入れねばならず、夜中に何度も起きました。足を伸ばすたびに ポキリとひざから音がしてひどく痛みました。

  それが 週に一度のあつまりで身体の筋肉をほぐしていくうちに、二年経った今 足はまっすぐ伸ばせるようになり、屈伸のやはらかさは息子を驚かせるようになりました。四肢からはじまって 体幹の重要性にようやく気づき 毎日かかさず身体と向き合っています。

浅田真央さんが身体のくせをリセットするエクササイズをしているというニュースと真央さんのうつくしいポジションに触発され 娘は3週間でY字バランスができるようになりました。......わたしは....まだまだですが二年後にはできるようになりたいです、Y字バランス!!。身体のくせ.....ゆがみは生活からくるのです。そして....不思議なことに身体のくせをなおしてゆくと....心も変ってゆくのです。とらわれからはずれて次第に自由になってゆく。

ロルフィングとは→コチラ




コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )