音楽の喜び フルートとともに

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お箏とフルートのコンサート

2010-11-01 21:32:52 | コンサート

これは、金曜に行った高校の中庭。杉の中に、紅葉した楓がきれいです。駅から遠く市の中心部から外れたところですが、自然が感じられる校舎のつくりは、なかなか良いと思います。

土曜に千里中央のさるシニアハウスで、コンサートをしました。
今日は、お箏が聴きたいというリクエストにお応えしたコンサートなので、お箏がメイン。
私達を呼んでくれたAさんが、お箏を松井山手から千里まで運んでくれると言うので、待っていると、電話「今、一分。ここからどこに向かったいいかわからなくなったんだけど。」と。
時計を見ると、開演一時間前。
「一分てどこかな?」と言う私に、妹が、「お姉ちゃん、それ、全く反対方向。絶対間に合えへん。ここにつくのが、開演時間になるよ。」
「ひえーっ。」
お箏を2面積んで行かないと、お話しにならない。
「すぐに、電話して、Aさんには直接いってもらって、枚方にKさんに車で来てもらって、千里まで行った方がいいよ。」Kさんは夫。妹の言うことは、車で営業していたことがあり、確か。
「そうするわ。場所の住所メールしてもらわなくっちゃ。どこかわからへん。」
Aさんの返信は「ごめん、電話番号しかわからへん。検索して。」
「そんなんできるの?」といっている私に、妹が「大丈夫。」と携帯で検索して、夫に地図を送ってくれました。

夫はくつろいでいたところを、車を飛ばして25分。そこから、高速に乗って、第二京阪と、名神を乗り継いで、到着したのは、10分前。

私はすぐに着替えて、母のお箏を運び、ゆたんをとって、柱を13本×2面立て、調子を合わせて、5分遅れで、なんとか、始める事ができました。

箏独奏の、六段の調べは、何度も弾いてきた曲なのでなんとかなりましたが、2曲目の小鳥の歌、音出しもせず、来ていきなり。ドキドキしました。

それでも、春の海を弾く頃には建て直して、なんとか、良い演奏できたかな。

童謡メドレーは、みなさんが歌ってくれて助かりました。

最後の独奏千鳥の曲で、貫禄の演奏を母が見せ、ドキドキのコンサートは終了しました。

ハプニングのおかげで、家族総出のコンサートとなりました。
危機は、家族の絆を強くする…。といってもこんなドキドキは2度とごめんですが。

妹と夫に感謝です。