
土曜日に行ったドルチェ楽器さんの3階に行ったらクラリネットフェアーでした。
アウェー感満載でしたが、「古い木管とかありますか?円錐管があればうれしいですが」
と聞いたら
ハンミッヒの木管出してくれました。
クラリネットは、ドイツ・ニュルンベルクのヨハン・クリストフ・デンナー(1655ライプツィヒ - 1707年ニュルンベルク)
が、1700年頃にシャリュモー(仏: chalumeau)を改造して製作したのが始まりです。

Klenig製作のシャリュモー(ストックホルム、1700年代初め) ※リードが付いていない状態



向かって左がA管、右がB♭管です。


1. Ab ソプラニーノ・クラリネット

は1770年頃にバイエルンのマイヤーホーファー (Mayerhofer) によって作られ、


によって作られました。

アウェー感満載でしたが、「古い木管とかありますか?円錐管があればうれしいですが」
と聞いたら

ハンミッヒの木管出してくれました。
円錐管では無く円筒管。
そう古くはなく1980年頃。
木管のまろやかな音。
レスポンスも悪くありません。
E♭とEあたりを鳴らすのは少し工夫が要ります。
うっかり買いそうになりました。
予算不足で買えませんが…。
この管体はグラナディラ(アフリカン・ブラックウッド)で大体のクラリネットと同じ素材です。
クラリネットは、ドイツ・ニュルンベルクのヨハン・クリストフ・デンナー(1655ライプツィヒ - 1707年ニュルンベルク)

が、1700年頃にシャリュモー(仏: chalumeau)を改造して製作したのが始まりです。
シャリュモーはフランスの古楽器で、シングルリードの円筒形木管楽器で、18世紀の後半頃までオーケストラに使用されていたといわれています。

Klenig製作のシャリュモー(ストックホルム、1700年代初め) ※リードが付いていない状態
管体の太さはほぼ一定(円筒形)で、閉管なので、同じ長さの開管楽器よりも最低音が1オクターヴ低い。偶数倍音がほとんど発生しないので、音波の波形は矩形に近く、独特の音色をもっています。
本体は大きく4つに分割することができ、吹口の側からマウスピース、バレル(俵管)、管体、ベルと呼びます。

マウスピースには、リードがリガチャーによって固定されています。

単にクラリネットと言った場合はソプラノ・クラリネットを指し、変ロ調(B♭)管とイ調管(A)

向かって左がA管、右がB♭管です。
が一般的です。
両者は吹口の部分が共通なので、この部分だけを差し替えることもできるそうです。
ソプラノ・クラリネット以上の大きさのものでは、管体をさらに上部管(上管)と下部管(下管)に分割できるものが多いです。

クラリネットには同属楽器が多く、クラリネット属と総称する。音域を変えるために管の長さを変えたものであり、運指などはほとんど同じです。

1. Ab ソプラニーノ・クラリネット
2. Eb ソプラニーノ・クラリネット
3. D ソプラニーノ・クラリネット
4. C ソプラノ・クラリネット
5. Bb ソプラノ・クラリネット
6. A ソプラノ・クラリネット
7. Eb アルト・クラリネット
8. F バセット・ホルン
9. Bb バス・クラリネット
10. Eb コントラルト・クラリネット
11. Bb コントラバス・クラリネット
ハ調のソプラノ・クラリネット
以外は、移調楽器として扱われます。
同属の中のバセット・ホルン

は1770年頃にバイエルンのマイヤーホーファー (Mayerhofer) によって作られ、
バス・クラリネット

などの低い音域のクラリネットの原型は1838年頃にベルギーのアドルフ・サックス(Antoine Joseph Adolphe Sax, 1814- 1894年)

によって作られました。
ウージェニー ボザ(Eugène Joseph Bozza, 1905- 1991年)フランス ニース生まれ、フランス ヴァランシエンヌ没

ボザはニースにイタリア人とフランス人の両親の間に生まれ、幼少期からヴァイオリンを学んだ後、パリ音楽院でアンリ・ビュッセル、ジャック・イベールらに師事、作曲・指揮およびヴァイオリンを学びました。
彼の作品には5つの交響曲、オペラ「レオニーダス Leonidas」(1947年)、バレエ「海原の戯れ Jeux de plage」(1950年)、および多数の管楽アンサンブル曲があります。
1934年には、カンタータ「ルクマニの伝説 La légende de Roukmāni」でローマ大賞を受賞しました。
1939年にはパリ・オペラ=コミック座の指揮者をつとめ、1951年から引退する1975年までヴァランシエンヌにある国立音楽学校で校長を務めました。
1956年レジオン・ドヌール勲章受章。1991年にヴァランシエンヌで逝去。
楽譜出版社はほとんどがAlphonse Leduc社。一部Max Eschig社、Peters社などから出版されています。
ボザ作曲 クラリネット四重奏「ソナチネ」
この楽器だけの演奏会は初めてでしたが 曲目にも工夫されており 飽きずに聴けました
最近は 一時間半のコンサートが長く感じられる歳になりました(笑)
若い時は一杯の珈琲で 名曲喫茶3時間もねばっていたものです
バスクラのコンサート珍しいですね💖
おもしろそう!
長丁場は確かに疲れそうです。
ワーグナーの指輪(4日間)なんて聞けませんね🤣👍