音楽の喜び フルートとともに

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梅田レッスン

2010-11-17 21:28:02 | レクチャー、マスタークラス
今日は午前中、ボーンズ フォー ライフ。午後は梅田でレッスンでした。

フルートの報告から。
産休だった、メンテナンスのHさん復帰。
かわいい女の子のお母さんになりました。
高音部が出にくくなっていたので、調性をお願いしました。
高音部はばっちり、それだけでなく、こんなことを言うと笑われるかもしれませんが、フルートが柔らかくなって、喜んでいるのがわかります。1年ぶりの感激。
本当に信頼できる技術者です。帰って来てくれてよかった。感謝です。

エラートの18番、19番。
18番は、単旋律の楽譜ですが2声あるように書かれています。旋律と、伴奏を意識して、明確に分けて吹くこと。特に伴奏は聴こえないほど小さくPで演奏する方が良い。この楽譜に関わらず、大切な音をわかって演奏すること。
三連符のスタッカートはしゃぼん玉が割れるように音を切って。

19番はスタッカートの後のスラーの音が大切です。
同じように見える二つのスラーは、後のほうはスラーの後音符の上にスタッカートがついています。これは、タンギング無しで短く切ります。スラーと音符の上にスタッカートがついているものは、タンギングしてから切ります。違いを自分の耳で確認しながら丁寧に吹きます。

テレマンのファンタジー5番。
始めのPrestoは上の音が立つように、Allegroのスラーは、厳密に。
普通に演奏すると、スラーではなくて、後の音にシンコペーションのようなアクセントをつけたくなります。なぜ、そうしたのか?そこにテレマンの他の人との違いがあります。それは無視しないほうが良い。
もし、オリジナルな考えを出したいなら、繰り返した2回目の方に行いましょう。

今日は先生はnewsweekを持ってこられていました。
特集は3歳児までの教育。
お孫さんのためかと思ったら、「ぼくは、これを読んで、自分が育てられなかった所、育て損なっている所をもう一回見つけてみようと思うんだ。」
恐れ入りました。先生還暦。まだまだ子どものような学ぶ心をお持ちです。