音楽の喜び フルートとともに

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ヘルマンハープとフルート

2011-11-10 21:41:16 | 音楽

トウダイグサ科というのがあって、みんなこんなおもしろい形状の花をつけます。
これは、キャットテイル。猫のしっぽのように見えますか?

今日はヘルマンハープのTさん、Iさんと最後の合わせ。

13日13時、菅原生涯学習センター ホールで、ピーターぱんクラブという、手作りパン・お菓子の教室主催のチャリティーコンサートに出演します。
収益の一部が東日本大震災の義援金として寄付されます。

これが、大変。
ヘルマンハープとフルートの楽譜は一枚も市販されていないので、全て一から手作り。
ズラッと縦に張られた弦は、きっちり半音ずつ並んでいて、感覚だけではどれがCか、どれがAかわからないので、みなさん工夫してシールを貼って音名を書いたりなんかされています。

楽譜を弦と胴の間に挟んで弾くので、五線譜でさえありません。長い曲になると、紙を何枚も重ねておいて、引き抜きながら演奏しますが、抜くときに楽譜がずれたらおしまいなので、張ってはがせるシールをここでも何枚も貼ったりして長い曲でも演奏できるようにしています。

消音装置も無いので、指で消すしかありません。

もともと広い場所で演奏するように作られた楽器ではないので、音がフルートに比べると小さい。

私は音を絞って、絞って吹くようにしていますが、それでも、ハープの音を掻き消してしまいます。
オブリガートが旋律を食ってしまうので、本当に気をつけています。
それでも、指や爪で直接引く弦の音は、とても暖かく優しい感じがして、一緒に演奏すると独特の空気が生まれる感じがします。

この空気をたくさんの人に伝えたい。