音楽の喜び フルートとともに

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近江八幡

2014-02-25 23:00:27 | 紀行

愛東町の道の駅を西に走ると、八風街道通り、近江鉄道武佐駅の横を抜けていくと、、

また、来てしまいました。近江八幡のたねやさん。寄らずにはいられない。
あんこ好きの次男を連れてくるのは初めて。
店の中には目の前で焼いて売ってくれるつぶら餅。
「これにしよう。」
外に出てすぐに、つぶら餅を店の前の赤い毛氈の台の上で食べました。
寒風の中、あつあつのつぶら餅。焼いたもちもちした皮の中にやっぱりあつあつのあんこ。口の中をやけどしそうになりながら、ほうばりました。残念、写真の前に食べちゃった。食いしん坊は写真撮れない。



美しい水郷の町。風も強く、さすがに寒すぎて散策はここまででした。寒い中水仙の花はよく咲いていました。


水郷に映る、近江の街の白壁の家並み。



帰りの街道沿いには、近江商人の反映の証だった塀から覗く松。何軒かは中を見せていただけます。町並みを市民のみなさんが守っているのです。



ここに来ると、どういう風な環境で、どのように生きていきたいか?という街の人のビジョンを感じます。
自分たちの街を自分たちの手で作っていくという街の人たちの強い意志で、ビジョンを形にしていく。

近江商人の伝統がそれを現実にしているのだと思います。
贅沢をいましめ、「売り手よし、買い手よし、世間よし」の三訓など、商売に対する哲学があったそのことが、私的な利益を産むだけでなく公的な活動を思想から支えているのだと思います。