音楽の喜び フルートとともに

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手と手ジョイフルコンサート最終レッスン

2018-04-20 21:02:37 | フルートレッスン

「手と手ジョイフルコンサート」inメセナひらかた 2:00開演。
いよいよ明日です。

ピアノ、ヘルマンハープ、チャンゴ、歌、フルートなど、日頃の練習の成果を発表します。
入場無料、ぜひおいでください。

私も一曲
歌劇「ミニョン」ファンタジー タファネル の曲を演奏します。

ピアニストは長谷川真さん。
素晴らしいピアノです。

今日本番前、最終レッスンに来られたSさん。
ノルマの「清らかな女神よ」
課題だったカデンツァ、運指はだいぶ練習されたようです。
ところが以前吹けていた高音のA Bが思ったように出ません。

駆け上がるスケールの頂点の音。
出ないな?と思いながら、何度も続けて練習していることで、その場所に来ると先に「出ないのでは?」という気持ちが先にたってアンブシュアや、身体が硬くなって息がはけていません。

音が出ない練習をしてしまったのです。

これを解きほぐすには、まず簡単なことから始めます。
ゆっくり吹いて見ます。
それも出ません。
もう一歩戻って、Aの音だけ吹いて見ます。
これは大丈夫。
これが的確に出るようになれば、一つ前の音とAの音を吹いてみます。
ゆっくりといい音でレガートで。

ものの5分で音が出るようになりました。
「本番でできるか心配ですが。」

そうです。
心配は、練習で成功した量に比例します。
早く気づいて、成功の回数を増やす。
でも、出来たことは、できたこと。
できないことは忘れて、できた自分を信じてチャレンジしましょう。

Oさんは、音程。
だいぶ自分でコントロールできるようになってきました。
が、中音のC#、低音のF#などどうしても高くなってしまいます。
前にトーンホールに貼ったテープをチェックしてみると、立ち上がりのところを強く貼ったために、テープのかかりが少なくなってしまっていました。
テープを貼り直して、もう一度ふいてみました。
だいぶいいです。これでコントロールしやすくなりました。

1日前でも諦めないでがんばっています。
ぜひ聴いて下さい。