
日曜日午後、ギターの重吉さんと合わせ練習でした。
写真は帝塚山で買ってきてくれたお土産。
デニッシュパン。
そのままでも美味しいけど、時間がたっても、焼いてもおいしかったです。
曲は2月の練習会でするプホールの「カンドンベロスの2つの歌」
1楽章 ブエノスアイレスの雲
2楽章 古きよき時代のカンドンベ
恥ずかしながら、 「カンドンベ」というのは何のことなのか知りませんでした。
南アメリカのウルグアイ の 民族音楽。
移民の国ウルグアイでアフリカ系 の移民によって 伝えられているドラムのリズムをカンドンベというそうです。
奴隷としてアフリカ大陸から連れてこられた 人々の 抵抗の音楽とも言われています。
しかし、1楽章はブエノスアイレス。アルゼンチンなのになぜ?
と思ったら、 ウルグアイとアルゼンチンは 1500年頃はペルー副王領といって、スペインの副王が 収める一つの国でした。
1875年に独立するまでウルグアイという国はなかったのです。
国というよりも、街ごとに特徴的なリズムがあり、歌がある。
アルゼンチンと言えばタンゴですが、タンゴは ラプラタ川を挟んで 両岸の ウルグアイと アルゼンチンの地域に広がるカンドンベの影響を受けて いると言われています。
その由来からか、2002年アルゼンチンのタンゴとウルグアイのカンドンベは、同時にユネスコの世界文化遺産のリストに載っています。
プホールの独特なリズムの秘密はここにあったのです。
原点のカンドンベのお祭りに行って聴いてみたい!