音楽の喜び フルートとともに

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エマニュエル パユマスタークラス①

2019-11-12 23:24:18 | レクチャー、マスタークラス
今晩はエマニュエル パユマスタークラス2019 11/12
ドルチェ楽器大阪店18:00~。



一曲目はジョリヴェのフルート協奏曲。
受講生は横井茂虎さん。

ピアノ伴奏がなく フルートソロでの受講でした。
パユ先生 曰く フルートソロで この曲を聴けるということは 詳細が聞こえる。
一人でやるので音質が良くなります。
練習の時 ピアノからフォルテシオモまで 音が美しくあることを目指す いいチャンスです。

クレッシェンドで 空気を 入れすぎると音質が壊れます。 徐々にするべきです。

Andante cantabile は激しくはありません。
エネルギーをキープする ことで3楽章の Allegro scherzando は興奮して 喜びに満ちます。

4小節ひとつのフレーズで吹きましょう。
大きなスラーがついているつもりで、 徐々に 膨らませ 減少 しましょう。

初めはただのpです。 音を投げつけないで ホールに合わせて 優しく。

スラーは きちっと 膨らませるとアクセントに聞こえます。

長い息遣い 水平な動きで。
プレスも水平に 吸って垂直な動きを避けましょう 体を使って できるだけ レギュラーに。

HIGH A は 右の小指 C#を押さえると 音程 が上がります。

三連符で 遅くなるのはよくあることです 二つ目の音を遅くなりすぎないで ここの三連符は動き始めるフレーズの最後です。
Question mark をつける感じで

フレーズの最後を 息を入れるのを止めると音が消えます 最後の方まで息を出しすぎないで。

こういうところはソノリテを練習しましょう。

ffの後のp はミステリアスに うんと差をつけて。

始めは pで ビブラートをかけて表情豊かにやわらかに しましょう。

気持ちとデュミナークが同じでない方がいいです。
fで大きく興奮し、p で何もなくなってしまう というふうじゃなく。

フルートという楽器は 同じ指で オクターブの 音が変わるのは 息のスピードが変わるからです。
基音 から特別な意思を持って 次の 音を出すハーモニクスの練習をしましょう。

大きくするのではなく スピードを早くして 音を変えましょう。

早いテンポのところは唇を安定させて DakaDakaと
舌が 息をブロックするのを避けて 喉の奥の方で dadada 固くもなく柔らかくもなく音の頭を出してあげるだけmf
pは 抑揚がある
ゆっくりと練習します。
p 表現が 深く、fは 解き放つ 感じ です。