2月16日(日)14:30~
夙川公民館ホールでギターコンサートに出ます。
ギターは川原久美子さん。
フルート久米素子で、
ヴィリー ブルクハルトのセレナーデ
第一楽章 前奏曲と歌
第三楽章 行進曲
1900年生まれのブルクハルト 45歳の作品。
1945年、第二次大戦が終わった年
スイスの作曲家。
スイスは参戦しなかったけれど、ユダヤ難民を受けいれるかどうか?
難しい選択を迫られました。
一方では受け入れ、一方では拒絶。
中立を守るために女性も武装したそうです。
中立といっても、国境線をイタリアに抑えられ、ナチスの隠し預金や武器を提供するなどが後に明かになり、ユダヤ人に賠償しています。
難しい立場に揺れ続けたスイス。
この曲はセレナーデとありますが、むしろ全体をレクイエムと思える暗い曲調で救いはどこにもありません。
戦いにくみしなかったとしても、大きな暴力を止めなかった罪から免れるものではない。という告発のような気もします。