ハカラメ 葉から芽 マザーリーフと言いうそうです。
セイロンベンケイソウが正式な名前だそうですが、子宝草とか、ミラクルリーフ ハッピーリーフと呼ばれているそうです。
イベールのフルート協奏曲は1932年から1934年に渡って作曲されました。
1楽章と3楽章を作曲した後、イベールの父親が亡くなりました。
その後、何ヵ月かイベールは作曲をせず、しばらくして書き上げたのが第二楽章だそうです。
その影響ははっきりとは言及されていませんが、その曲想は1楽章や3楽章の生命力と熱のある感じと違って、穏やかで、異世界を漂うような感じです。
喪失の悲しみと、美しい世界への誘い、最後は別れと癒し、希望。
そんなものをこの楽章から感じます。
死は誰にも訪れます。
どんなに地位があろうが、知識や技術や成果があろうが、個体としての体は終わります。
目にはまだはっきりと見えないもの、暮らした空気や記憶、生命を繋いで行くことは終わらない。
そんなことをこの曲から感じるのです。