昨日のカフェで出てきたミルクポットとシロップサーバー。
シュガーポットとクッキー入れ。
これがどの工房で作られたのかは、目利きでないのでわかりません。

が直属の工房にした世界で2番目に古い窯にアウガルテンがあります。

ネオクラシカル(1784-1805年)

などなど現在に至ります。






シュガーポットとクッキー入れ。

これがどの工房で作られたのかは、目利きでないのでわかりません。
今は亡きオーナーのお母様がヨーロッパ好きで、行くたびに蚤の市で買われたそうです。
1718年マリア テレジア(1772-1807年)在位(1792-1806年)
オーストリア帝国ウイーン生没

が直属の工房にした世界で2番目に古い窯にアウガルテンがあります。
マリア テレジアブルー(1744-1788年)シリーズ

ネオクラシカル(1784-1805年)
伝説の動物グリフィンをモチーフにしたクラージュシリーズ

ピーター マイヤー時代(1805-1964年)
ウィンナーローズシリーズ

などなど現在に至ります。
マリア テレジアは、16人の子どもを生み、

「戦争は他国にさせておけ、幸いなるオーストリアよ、汝は結婚せよ」
という政策を取り、成人した11人の子どもたちを他国の王侯と結婚することにより、繁栄を導きました。
文化や芸術の庇護者の側面もあり、エステルハージ侯爵ニコラウス2世

は、マリア テレジアの最も力のある臣下ですが、
ハンガリーにベルサイユ宮殿に匹敵する(凌駕する?)宮殿を建築します。
それがエステルハーザ宮殿です。




ようやく完成した1773年9月1日、いよいよ主君のマリア テレジアを迎えます。
当時の雑誌「ヴィナー ディアリウム」によると
「女王と従者たちが到着すると、一行は、庭園のなかを、侯爵の15台の壮麗な馬車に護られて進んだ…
夜には、ハイドンの喜歌劇『裏切られたまこと』が上演された。これは宮廷からの賓客をいたく感動させ、女王は、『もし私がよいオペラを楽しみたいと思ったら、エステルハーザへ行きます』と言ったと伝えられているほどである。
演奏にひきつづいて、城の豪奢な広間では、仮面舞踏会が催された。それから女王は、中国風のあずまやに招じ入れられた。鏡でおおわれたその壁面は、無数の照明やシャンデリアを反射して、部屋は光の洪水であった。
舞台では侯爵のオーケストラが、祭礼用の制服に身をかため、ハイドンの指揮のもとで、彼の新しい交響曲『マリア・テレジア』や、その他の音楽を演奏していた。」
この後、ハイドンは演奏に対して褒美をもらいます。
このときに演奏されたのが交響曲第48番で「マリア テレジア」と呼ばれています。諸説はあるようですが…。