2月4日さっき、母の手術が終わりました。
アレクサンダー帝国大学
ヴィボー城 スウェーデン王国の拠点1293年建築
付き添いたかったけれど、家で安静中。男たちは仕事でいない。
もう少しずらしてって言ったのに…。
看護師の妹が仕事の合間に手術に立ち会ってくれました。
自分の病院だからね。
会議やら何やらあったみたいだけど、なんとか都合つけてくれたみたい。
無事終わったと連絡ありました。
首の後ろの付け根に肉腫ができていてそれをとる手術です。
良性みたいだけれど、だんだん大きくなってきたから、先生が取りましょうということ、決行しました。
写真送ってくれましたが顔色も悪くない。
土曜日辺り退院です。
それは行くつもり。
少し安心しました。
ジャン・シベリウス( Jean Sibelius )(1865- 1957年)
『カレリア』(Karelia, フィンランド語:Karjala)は、フィンランドの作曲家ジャン・シベリウスの管弦楽作品。
当初は劇音楽として作曲されました。その後改訂を重ね、現在の形になりました。
1892年にアイノ・ヤルネフェルト
1888年頃
と結婚したシベリウスは、新婚旅行にカレリア地方を訪れました。
と結婚したシベリウスは、新婚旅行にカレリア地方を訪れました。
カレリアは、フィン人(北ヨーロッパに居住する民族の一つ。居住域は「フィンランド」と呼ばれ、現在のこの地域にはフィンランド共和国があります。フィンランド国民(フィンランド人)を構成する主要な民族です。)の発祥の地。
シベリウスはカレリア地方の民謡や伝説に、作曲のインスピレーションを得ました。
『カレワラ』(Kalevala、カレヴァラ) は、カレリアとフィンランドの民族叙事詩。[1]19世紀に医師エリアス・リョンロート(Elias Lönnrot, 1802年 - 1884年)によって民間説話からまとめられた。フィンランド語の文学のうち最も重要なもののうちの一つ
翌1893年、シベリウスはヘルシンキ大学のヴィープリ(ヴィボルグ、現ロシア領)出身の学生の団体から、その年の秋に行う野外歴史劇のための音楽を依頼されました。
歴史劇は、カレリア地方
カレリア 国境線西側のフィンランドには北カレリアと南カレリアが広がる。白海、オネガ湖、ラドガ湖、フィンランド湾など水域が多い
の13世紀から19世紀までの歴史を7つの場面で描くものでした。
の13世紀から19世紀までの歴史を7つの場面で描くものでした。
野外劇は1893年11月13日にヘルシンキで上演され、音楽はシベリウス自身の指揮で演奏されました。
アレクサンダー帝国大学
「音楽の音は一音も聞こえず、全員が立ち上がって歓声をあげ、拍手していた。」
— ジャン・シベリウス、弟クリスティアンへの手紙より
発表後の評判は悪く、シベリウスはこれを失敗作として廃棄しました。
しかし、「たいそう優れたものだった」という評価もあります。
この劇音楽のうち1曲を序曲として残し、他に8曲を選びそれを組曲としました。
これらは劇の上演から6日後の演奏会で演奏されました。
組曲はさらに3曲に絞ることにした。
このため『カレリア』は最終的に「序曲」作品10と
「組曲」作品11の2つの作品として1906年にブライトコプフ・ウント・ヘルテル社から出版され、今に残ることになりました。
「カレリア」序曲 作品10
組曲と比較して演奏の機会は少ないです。中間部に組曲の第1曲「間奏曲」と共通の主題が現れる。
「カレリア組曲」作品11
3曲から構成されています。
シベリウスの管弦楽曲のうち比較的よく演奏される作品で、第3曲「行進曲風に」は単独で演奏されることも多いです。
第1曲:間奏曲
劇の第3景、リトアニア公爵ナリモンド
がカレリアの住民から税を取り立てていた時代の場面の音楽。ほぼ1つの主題の繰り返しからなります。
第2曲:バラード
劇の第4景、ヴィープリの城内で吟遊詩人が歌う場面の音楽。
コールアグレのソロが有名です。
ヴィボー城 スウェーデン王国の拠点1293年建築
しかし、この旋律は原曲ではバリトン独唱とホルンが担当しています。
第3曲:行進曲風に(アラ・マルチャ)
劇の第5景、16世紀の場面の音楽。2つの主題からなる行進曲。
劇音楽版の復元
1893年の初演後まもなく、シベリウス自身はこの曲の譜面を廃却しましたが、初演を担当したヘルシンキ交響楽団の首席指揮者であったロベルト・カヤヌスが、自筆譜の一部などを保存していました。
後年、フィンランドの作曲家カレヴィ・アホによって不足分の譜面が補筆され、1997年にBISレコードによって全曲が世界初録音されました。
それによると、作品全体は序曲および全8幕(第7幕と8幕は続けて上演)10曲で構成され、途中2曲で声楽が導入されています(第1幕で男性民謡歌手による重唱、第4幕でバリトン独唱=組曲版の第2曲に相当)。なお、この序曲は作品10とほぼ同一ですが、劇音楽の方が概してテンポ指定が速いなど、若干の違いがあります。