甲東園の中田百合子さん宅で、「魔弾の射手」の合わせ。
駅からすぐのところに、蔦の絡まる鉄の門扉を見つけました。
門の向こうには、大きな杉並木で、中は全く見えません。学校かしら?それにしてはなんだか、不思議な気がして写真を撮りました。
帰ってネットで調べたら、カルメル会修道院。とありました。12世紀に始まったカトリックの会派の一つだそうです。甲東園の周りには、学校と、教会が点在しています。
一度舞台に上げたことで、まだまだ、磨かないといけないところが、浮き上がってきました。
ビデオを見てみたら、響かないと思ったホールの結構後ろまでちゃんと響いています。
もっと、アーティキュレーションを強調してもよかったし、フレーズももっとゆったり吹いてもよかった。
中田さんと相談しながら、作っていきますが、「えっと、ここは、ちょっとmfにしたいんだけど。」とわたしが言うと「mfにしてもいいけれど、ここは、もう、pになって死んでいくところだから、目が覚めたようなmfではなくて、ちょっと膨らむ程度かなぁ?」
で、やってみると中田さんの言うとおり。
さすがに楽譜を本当によく読み込んでくれています。
「もっと、旋律を強調するように吹きたいんだけど。」というと、「わかりました。やってみましょう。」とすぐに修正してできてしまい。たいがい、こなれきっていない私の演奏より、きっちり弾いてくれます。
「もっと、自由に、自分の演奏をしてくださっていいですよ。私は息の吹き込み具合とかで、どうしたいか?がわかるので、気をつかってくださらなくていいですよ。自分の演奏を一本道で行ってください。」
こんなことを言ってもらえると、もう本当にうれしくて、これ以上のパートナーはいない!
一緒に演奏できるのが、本当に幸せです。
あとは本番を待つのみ。がんばろう!
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