音楽の喜び フルートとともに

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父とフルートと

2014-08-22 22:22:59 | 介助

5月のコンサートの時にいただいたサンクスマザーズデイも、再々花期。


今朝、千葉、船橋のお義父さんのところに、夫と次男が出かけていきました。
義父は76歳。65歳の時に、脳梗塞で倒れて以来、右半身が不自由です。
それでも、県営住宅でケータリングや、ヘルパーを利用して一人で暮らしています。
右腕、右足は麻痺して使えませんが、国語の教師だった義父は、今でも好きな俳句を左手で書いて句会に投稿したりして楽しんでいます。

それから、さっさと葬儀社と契約して、東京湾に遺灰を流してもらうことにしています。

私の方は、金曜日夕方は父と過ごす日。
二人だと静かです。
どこに行っていたか、長男が帰ってきましたが、夜勤のためすぐに寝ます。

夕食の準備をするまでに、リサイタルのための練習をします。
ゴーベールの「ファンタジー」、「ミニョン」「魔弾の射手」
ドニゼッティの「ソナタ」ブリチャルディの「ローエングリン」「ヴェニスの謝肉祭」

ざぁっと吹いたら時間になります。
父にお茶を飲むように勧めて、夕飯の準備をします。
脱水になりやすいので、一時間ごとに何かを飲むように勧めますが、ほんとに少ししかのみません。
入れて持ってもらってもすぐに「もう、ええわ。ありがとう。」と返してきます。
血液が濃くなると梗塞が進みやすいので、たくさん飲んで欲しいのですが。

夕飯は、じゃがいもとなすと水菜の肉そぼろあんかけ、生姜風味、ピーマンとかぼちゃの油炒め、エリンギのバター蒸し、ズッキーニの浅漬鰹節和え、レタスとトマト添え。

野菜いっぱい食べてもらって、元気になる作戦。
焼酎のお湯割り・・・これだけはやめられないようです。・・を飲みながら、完食。

食事が終わると、まだ8時までには間があります。
ちょこっと、また練習。
もっと下半身に重心を移して演奏しなければ。
食後のいい運動になります。

ご近所さんに悪いので8時で終え、後は、父とテレビを見ながら過ごします。

私はフェルデンクライスをして、体をリセットしながら、終わると今度は父の体を触ります。
「気持ちいいなぁ。どこで覚えたんやこんなこと。」
と、何度も聞きます。
父はこれをマッサージと思っています。
人の体を触ると、自分の骨や肉も意識されるので、自分の体もほぐれてきます。

そうやって、父に歩いてもらうと、15日に梗塞をやってから、内側に曲がっていた足が、比較的まっすぐになっています。
効果あったみたい。

私も体をやってから、寝ると、次の日音がよくなります。
まあ、いろいろ大変ですが、音楽があることで、生活は彩があるし、父がいることで、体を意識したり、食事も気をつけるので、一緒にいる私も健康になり、また、音楽がよくなる。

そんな感じの最近です。




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