月曜にフルートアンサンブルレッスンで
で吹いた曲の美しさが忘れられません。
また、来月のレッスンで吹けるみたい。
ドボルザークのオペラ「ルサルカ」の中の「月に寄せる歌」
これは10月8日の月の写真です。
スマホではうまく撮れませんが、載せてみました。
月の輝きは古今東西、同じ。
どこかで同じ月を見てる誰かを思ったことがある人は多いはず。
特に天災や、戦争で意図せず突然に断たれた人の思いはいかばかりか…。
アントニン ドボルザーク(1841-1904年)オーストリア帝国ネラホゼヴォス生まれ、オーストリア帝国プラハ没
のオペラ「ルサルカ」1900年、スラブの人魚姫、あるいは水の精(ウンディーネ)の物語を音楽にしたものです。
ドボルザーク58歳。
ウィーン音楽院の教授就任要請されますが、チェコを離れがたく断ります。
すると、ウィーン楽友協会は名誉会員に推挙し、ドボルザークの俸給増額を要請し認められました。
フランツ ヨーゼフ一世から音楽家ではブラームスしか得ていなかった芸術科学勲章を授与されます。
功成遂げた彼の唯一の心残りがオペラを成功させてなかったことです。
1899年「悪魔とカーチャ」を上演すると、大成功します。
すると、他のジャンルには目もくれずオペラの台本を探し作り出したのがオペラ「ルサルカ」です。
台本はヤロスロフ コヴァジョヴィッツでチェコ語で作られました。
この歌劇はプラハで上演され、大成功しますが、ウィーンでは上演されず世界的な成功は得られませんでした。
しかし、ドボルザークのオペラとしては、現在でも上演される唯一のオペラになりました。
ルサルカはチェコに伝わる伝説で森の奥に住む水の精のことです。
ある日、人間の王子に恋をして、魔法使いイェジババに人間にしてもらいます。
人間の間は口をきけず、恋人が裏切った場合は男とともに水に沈むという条件付きで…。
美しい娘になったルサルカを王子は城に連れ帰り、結婚することにします。
「オンディーヌ」ジョン ウィリアム ウォーターハウス1872年
結婚式の祝宴で口を利かないルサルカに不満を抱き、外国の王女に心を移してしまいます。
居場所を無くしたルサルカは庭に出ます。すると、水の精がやってきてルサルカを池に連れ帰ります。
驚いた王子は王女に助けを求めますが、王女は逃げてしまいます。
森の湖に移されたルサルカは元の姿に戻るには王子を殺すことと魔法使いからナイフを渡されます。
ルサルカは「殺すことはできない。」とナイフを捨てます。
ルサルカを探して湖にやってきた王子に妖精が彼の罪を教えます。
王子はルサルカを呼び、現れた彼女に抱擁と口づけを求めます。
それは王子に死をもたらすのだとルサルカは拒みます。
王子は「この口づけこそ喜び、幸いのうちに私は死ぬ」と答え、
ルサルカは逆らうのをやめ、王子を抱いて口づけ、暗い水底へと沈んでゆきます。
「月に寄せる歌」
月は高く 空に深く
その光は遠くまで輝き
広い世界をめぐり
人々の家を見つめる
月よ しばらくそこにいて
教えて 私の愛しい人はどこ?
彼に伝えて 銀の月よ
私の思いは彼を抱きしめている
ほんの束の間でも
彼が私の夢を見てくれたら
遠くから彼を照らして
そして彼に伝えて
ここであなたを待っていると
もし彼が本当に私の夢を見ているのなら
その思い出のまま 彼が目覚めますように
月よ 消えないで 消えないで!
いつも温かいリアクション・お言葉
ありがとうございます。
美しいお月さまに見入りました(^-^)
今日の札幌、日中の最高気温21度予報。
今年最後の外干しになりそうです。
朝から洗濯します(^-^)
季節の変わり目です。
くれぐれもご自愛下さいね。
今日もどうぞお元気でご活躍を(^-^)
ルサルカ序曲も、よく聴かれていますね。ドボルザークは9つオペラを書いていますが、人気のあるのはやっぱり「ルサルカ」です。
チェコ語で書かれているのに世界的に上演されるのはすごいことだと思います。
札幌はもう最後の外干しですか…季節は進んでいますね。
落ち葉を拾って描いて季節を満喫、いただきもののスイーツも愛あふれる絵手紙に。
日常の細やかなことを丁寧に過ごされていて素晴らしいです。