今年は霧と雨の飛騨高山。
熱気と充実の3泊4日を終えて帰宅しました。
2日目、朝食前に山腰まりさんの ウォーミングアップ講習。
低音のCの指で中音のC、G、高音のC、E、Gを鳴らすトレバー ワイのメソッドの一部を使った ウォーミングアップ。
ゆったりと音をよく聞いて。
朝からみんなの音が 奏楽堂に響いてとても気持ち良かったです。
アルタス楽器の無料リペアコーナー。
着いた直後にお願いしたら、その日の内に調整しておいて下さいました。
快適な状態でセミナーにのぞめます。
Tさんのサポートに感謝です。
その日は富久田先生に「魔弾の射手」を見て頂きました。ピアノ伴奏は石橋尚子先生。
幸せです。
細かく曲のことを見て頂きましたが、基本奏法として低音を吹くときに下を向きすぎないで、唇の比較的上の方にトーンホールが来るように当てて、吹き上げるようにすると言うこと。
速いパッセージを練習する時に骨格となる音を取り出して吹くことから始めること。
速いタンギングはduで、吹きすぎない。
夕食後は、伊藤先生の替え指講習会。
トラヴェルソの頃は、穴が空いていて支えの親指を除いて9本の指で全音階を押さえ、半音は半分開けるというのが大ざっぱなフルートの原点で、
全音の間に穴を開けて、キーを押さえるようにメカニックの補助をつけたのが、ベーム式フルート。
なので、替え指を考えるときに、例えばF#は、右の4指で押さえるメカがついていますが、Gの次の穴だけを直接押さえても同じF#が出るのは、考えたら、当たり前のことなのです。
GF#EF#何て言う指使いのときは、右の4指を使わなくても、一つづつ隣のキーにずらして、左5指右1指2指で塞いでも音にとっては何も悪いことは無いのです。
という話は目からうろこでした。
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