音楽の喜び フルートとともに

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王宮の花火の音楽

2022-08-14 20:28:00 | バロック
今日は、母と姪を連れて祖母の墓にお参りしました。

お久しぶり。
昨日は父をお参りしました。
お盆らしいお盆です。

中国で狼煙として使われていた花火が日本に伝わり、1447年最古の記録は
京都の浄華院の法事で「薄 桔梗 仙翁花 水車」など風流ことを行った。とあるそうです。
「鼠」や「流星」のようなものが披露されました。
足利義教による日明貿易により持ち込まれました。

キリスト教の大分県の聖堂で1582年花火が催されました。
戦国時代は火薬の大量生産が行われ、戦争に利用され、江戸時代になるとあちらこちらで花火が上げられ、事故も多く幕府に禁止されるほどでした。

西洋では13世紀に伝わり、イタリアで生産されました。
16世紀になるとイングランドで花火の技術が大きく進歩します。1532年ヘンリー8世は王室軍隊の花火師を徴用するための規則を定め、戴冠式や王室の結婚式、誕生日などでテムズ川で水上花火を楽しみました。

1748年オーストリア継承戦争の終結のために開かれたアーヘンの和議を祝う祝典のために

ゲオルグ フリードリヒ ヘンデル(1685-1759年)神聖ローマ帝国ブランデンブルク侯領ハレ生まれ、グレートブリテン王国イングランド ロンドン没


によって作曲されたのが「王室の花火の音楽」HWV351です。

リハーサルは
ヴォクスホール ガーデンズ

を建築し、


その中で花火を上げました。
12000人が来場し、ロンドン橋で


未曾有の大渋滞を引き起こしました。
本番は1週間後、グリーンパークで行われましたが、花火がつかなかったり、パビリオンが焼け落ちるなど失敗で終わりました。



ヘンデルは1ヶ月後、孤児養育院の慈善演奏会でも演奏しました。
その時は軍楽隊ではなく、管弦楽版で演奏されました。




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