土曜、沖縄から帰ってきて、日曜の朝はレッスン。
音登夢25周年結成コンサート
の語りで初演されたものです。
午後4時〜は木村直子先生、政雄先生の
音登夢25周年結成コンサート
フェニックスホールでした。
音登夢(おととむ)は、直子先生と政雄先生のユニットですが、それに長年ピアノ南木優子さん、ヴァイオリン宮下和子さん、ヴィオラ白木原有子さんを加えた五重奏でヴィヴァルディの「四季」から「春」の第一楽章
美しくて元気が出る演奏!
ピアノ独奏で山口良介さんの「白砂村莊の庭」
銀閣寺の側にある日本画家 橋本関雪(1883-1945年)
琵 琶 行1910年
萬波一水 関雪遺印1923年
が住み作品空間としていました。
萬波一水 関雪遺印1923年
が住み作品空間としていました。
それにインスピレーションを得て書かれたそうです。
さらさらと砂が流れるような幻想的な曲でした。
さらさらと砂が流れるような幻想的な曲でした。
山口良介さん作曲の「源氏物語」
松本則子さんの詞を
松本則子さんの詞を
ピアノ五重奏と紫の上役のソプラノの岡田由美子さんと光源氏のバリトンの難波洸さんの演奏で。
2002年初演、その後改訂、2008年常田富士男(日本昔話)さん
の語りで初演されたものです。
今回はバリトンを加えての再演です。
短い中の小編成で美しい詞で源氏の遍歴が語られ、紫の上の苦悩、死を前にして1人で生きたいという紫の上と、懺悔し2人でいたいという二人の関係に焦点を当てた源氏物語の深い世界が繰り広げられます。
ギュッと濃縮された素晴らしい世界感でした。
作曲の山口良介さん、詞の松本則子さんも会場にいらして大きなチーム音登夢を感じました。
二部はメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲第一楽章。
オーケストラをする協奏曲を難波さんのヴィオラが入ってピアノ五重奏とプリンシパルで。
直子先生のヴァイオリン、やっぱり素晴らしいです。
五重奏のオーケストラも、引き締まったいい演奏でした。
ここで戻ってビアノ五重奏でピアソラの「ブエノスアイレスの春」
ヴァイオリンはピアソラ合います。
お二人の「猫」政雄先生の作った二重奏。
猫の鳴き声を取り入れ、普段は仲良し猫の夫婦が喧嘩をしてまた仲直り。というたのしい一品でした。
打って変わって「どうする家康」のテーマ。
作曲家の稲本響さんと友だちで十数年も前に直子先生と会われた時に
「僕は大河の作曲をしたいんだ。」と言われていたそうです。
友だちの願いが叶ったのが嬉しくて毎回ドラマを見て、演奏もしようと思ったそうです。
いやすごかった政雄先生の編曲力。
「今日帰ったら大河を見てください。私たちの演奏の方が良かったですから。」
まさに!迫力満点でした。
最後に「ニュー・シネマ・パラダイス」政雄先生編曲。
しっとりとした部分ばかりでなく、成長、家出、捜索など
不安や強さを感じる部分も取り上げた珍しい編曲でした。
ソプラノが途中で入るのもいい感じでした。
アンコールは
アメージンググレース
とにかく楽しかった!
2023年7月1日(土)14:30〜西宮市フレンテホールで直子先生、タンゴ コケータと共演されるそうです。
「ELEGANT TANGO華麗なるアルゼンチンタンゴ」
昨年の演奏の様子があがっていました。素晴らしいですよ!
きっと素晴らしい源氏物語になったことと想像に難くありません。
いつも沢山の情報をありがとうございます。追いつくことなかなかできませんが、勉強させていただいています。
ありがとうございます!
大山は今日から梅雨に入りました。
雨の音も気持ちが落ち着いてイイ感じです。こんな日は大好きな音楽、聴いていたいですね~
フェニックスホールはこじんまりしていまね。私は、今まで何度か行ったことがあります。オペラもピアノの伴奏で公演がありました。ここで、オペラ公演って、意欲的ですね。
常田さんとの演奏、私も聴きたかったです。その頃はお知り合いではなかったので…。
楽しんでいただければうれしいです。
こちらこそありがとうございます💖
今回の源氏物語は、音楽劇のようなもので、弦5人に、ピアノに声楽はソプラノとバリトンの2人だけです。
この編成でギュッと濃縮された深い舞台でした。