
小学校で習った球根植物、グラジオラス。その時はしらなかったけれど、いろんな色のグラジオラスがあります。
「先生、おしっこもれた。」
遊ぶのに夢中で、ギリギリまで我慢してた1年女子。
「あら、そう、大丈夫だよ。お着替え持ってきてる?」
「うん。」
「じゃあ持ってきて。」と言うと、靴下の後が、床にぺたぺた。全部もらしてしまったらしい。「ちょっと待って。足を洗ってからね。靴下をぬいで。」
トイレの前の水道栓までいくと、すのこの上からコンクリの床まで大きな水溜り。
トイレに次に行く子が入れない。靴下をぬいでもらいながら、とりあえず水道栓と、足拭きと、雑巾を引っつかんで、床を拭きながら水を出して、足を洗います。
足を拭いたと思ったら、スカートを脱ぎだすので、「ちょっと待って、休養室でね。こんなところで脱いだらだめだよ。」その間に、「先生、どうしたん?」と他の子どもが集まってきます。「何でもないよ。ちょっと汚しただけ。」
休養室で、よかった。お着替えは全部そろっています。持参していない子の分は児童会室のものがありますが、下着は嫌がってはきたくないと泣く子もいるので、お着替えはあれば安心。「汚れた下着はこっちの袋に入れて持って帰ってね。」
本人は着替えて安心したのか、袋をブランブランと振りながら、ランドセルに入れて、後はまたけろっとして遊んでいます。
私はすのこと、廊下を掃除しなくちゃ。
ABSのすのこの上から、水をかけて流し、立てかけて干すと、コンクリの床も水で流して箒で掃きます。その間にトイレに行きたい子がやってきて、「どうやってトイレに行くねん!」とか次々に言ってくるので、「下靴はいて、入り口まで来て、スリッパはいて入ってね。」と言ったり、「どうしたん?おもらししたん?誰?」「そうや誰?先生いってーや。」
とまた集まってきます。
流した水を掃きながら、「お漏らししたけど、誰かは言いません。」
「何で、いいやン。教えてや。」断っても「なんで。」と食い下がってきます。
「もうきれいにしたから、大丈夫だし、失敗したことをAさんだったら、クラスのみんなに言われたい?」
「わたしやったら、いいで。このまえ、私が、100点取ったのB先生がみんなの前で言ったけど、別にかまえへんかったモン。」
「それは、言われてうれしいことでしょ。嫌やったことを言われたい?」
「へーん。私やったらえーもん。」
と言いながら、もうそれ以上、聴いてこないで向こうに行きました。やっと掃除に集中。
聖徳太子も、まっさおかな。これでおやつのお皿を洗って、お手拭タオルとふきんを洗濯しながら、廊下はきして、モップかけ、その間に、お絵かき用の紙を出したり、けんかの仲裁をしたり、出て行った子を連れ戻したり。早帰りの子を送り出したり。
聖徳太子と言うよりも、千手観音
・・・なんちゃって。
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