音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

すすきと宮澤賢治

2021-10-05 22:47:58 | 日本
青白く光る銀河の岸に、
銀色の空のすゝきが、
もうまるでいちめん、
風にさらさらさらさら、
ゆられてうごいて、
波を立ててゐるのでした。
「銀河鉄道の夜」宮沢賢治

すすきと言うと宮沢賢治
(1896-1933年)を思い出
します。


自分で作曲もしていた賢治は、クラシックのレコードを何枚も持っていてよく聴いていました。
28歳の時にはチェロを持って上京し、3日間大津三郎さんにチェロを学んでいます。

ベートーベンの交響曲「運命」「田園」、ドボルザークの新世界、スメタナの「わが祖国よりモルダウ」、ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」
ストラヴィンスキーの「火の鳥」やシュトラウスの「死と変容」などのレコードを持っていたことが検証されています。

この写真はベートーベンの真似をして撮ってもらったそうです。(宮澤和雄)

「自然を散策するベートーベン」ユリウス シュミットが描いたこの絵はベートーベンの死後描かれたそうですが、やっぱりこの絵が賢治の元ネタかも。

銀河鉄道の中で女の子が交響曲「新世界」が聴こえてくる。というシーンがあります。そこはこれかも。

ドボルザークの「新世界」よりラルゴ。家路という名前でも知られています。








最新の画像もっと見る

7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (takobouzhirose)
2021-10-05 23:40:09
「もうまるでいちめん、風にさらさらさらさら、ゆられてうごいて」という文章のリズムが宮沢賢治ですね。郷愁に満ちたドヴォルザークの音楽、これからの季節、聴きたいですね。
返信する
Unknown (ra9gaki_do)
2021-10-06 08:25:42
おはようございます(^-^)
いつも温かいリアクション
ありがとうございます。
ドボルザークの家路を聴くと〜〜♬
ああ〜帰らなくちゃと思いますね(^-^)

ススキの穂が風に揺られて秋深し。
札幌はヒンヤリ肌寒い朝です。

今日もどうぞお元気でご活躍を(^-^)
返信する
家路 (さわやか♪)
2021-10-06 17:18:21
中学の音楽の時間に聴きました
好きな曲です

画像に流れる音楽 そして昔の思い出
ゆったりした音の世界に浸れました
ありがとうございます!(^^)!
返信する
Unknown (m-fluteanel16)
2021-10-07 12:54:23
@takobouzhirose さん、宮沢賢治の文章の特徴が出ていますね。
ドボルザーク、日本人にとっても懐かしい気のする音楽です。
返信する
Unknown (takobouzhirose)
2021-10-07 23:53:29
m-fluteangel16さん、特に家路のメロディを聴くと懐かしい気持ちになります。コメント返信ありがとうございました。
返信する
Unknown (m-fluteanel16)
2021-10-08 04:22:19
@ra9gaki_do さん、ありがとうございます。ナナカマドの実が美しい札幌の街思い出しました。
季節の変わり目ご自愛下さいね。
返信する
Unknown (m-fluteanel16)
2021-10-08 04:25:31
さわやか🎶さん、聴いて頂いてありがとうございます。
音楽の時間、ありましたね。
返信する

コメントを投稿