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蟹のカノン

2021-10-06 22:31:46 | 音楽
淡路島の浜辺で


蟹さんを見つけました。
モクズガニ。

意外に美しい紋様です。

蟹のカノンと言うものが西洋音楽の分野にあります。
カノンというと、カエルの歌。旋律を途中から歌うと重なったハーモニーが調和がとれていて1つの曲になるあれのことです。

蟹のカノンは楽譜の
追唱(後から歌われる旋律)する方が、楽譜の左右逆から演奏を初めるものを逆行カノンと言います。

この逆行カノンを演奏すると途中で横向きに行き交う事から、行き交う蟹に見えることから蟹のカノンと言われています。

他にも追唱が上下転回されている反行カノン。

追唱が整数倍のリズムで演奏されるのが拡大カノン。

2つ以上の旋律を追唱するのを多重カノン。

追唱を主旋律の二度下で初めるのを二度のカノン、三度下から歌うと三度のカノン…。等と言います。

書いてあるだけでは、よくわかりませんよね。
最近流行った動画がとってもわかりやすいです。
この中の楽譜の左右端から演奏していって真ん中辺りで行き交い反対側で終わるのが蟹のカノンです。
バッハだけでなく多くの作曲家がこういう音楽を作曲しています。




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5 コメント

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Unknown (takobouzhirose)
2021-10-07 00:33:21
こうして可視化された動画を見ると奇跡的な計算力と感じます。神秘的とも思いますし、抜け出せなくなりそうで怖いとも思います。考えてみれは日本の神道は外の開いた空間でお天道様の下でお祈りするし、西洋は基本的に、教会という閉じた空間、つまり、ある意味抜け出せない空間の中で祈る。そういう文化の根源にもこういう機会に気付かされるように思います。
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Unknown (ra9gaki_do)
2021-10-07 17:17:57
こんばんは(^-^)
今日も大変お疲れ様です。
いつも温かいリアクション
ありがとうございます。
蟹🦀🦀🦀🦀🦀のカノン〜〜♬
ビックリ〜〜♬
楽しいイメージが〜〜♬

札幌は肌寒い一日でした。
季節の変わり目ですね。
くれぐれもご自愛されますように。
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Unknown (m-fluteanel16)
2021-10-08 04:36:55
@takobouzhirose さん、閉鎖空間で祈る…そんな風に考えたこと無かったですが興味深いですね。
高い天井、石作りの音響空間での音楽と、木製の開かれた音響空間では音楽の作り方は変わってきますね。
バッハは数学的なことも考えていたようで、なかなか一筋縄にはいきません。
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Unknown (m-fluteanel16)
2021-10-08 04:43:47
@ra9gaki_do さん、蟹のカノン、おもしろいでしょう!
起きあがりこぶしの愛らしい絵手紙、トマトの生き生きした絵手紙好きです。
コルチカムの花、こちらでは見かけません。きれいで不思議な感じがします。
ダウンで出社とは!やはり札幌は寒いですね。
お身体お大切になさって下さいね。     
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Unknown (takobouzhirose)
2021-10-09 00:03:15
m-fluteangel16さん。そうですね。コメント返信ありがとうございました。
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