音楽の喜び フルートとともに

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ブエノスアイレス組曲

2021-02-12 23:57:57 | 名曲
マキシモ ディエゴ プホールは1957年12月7日
アルゼンチン、ブエノスアイレス生まれ
クラッシックギター演奏者、作曲家です。

公式ウェブサイトがあります。
8歳で父親にギターを与えられ、タンゴとミロンガを学びました。

タンゴは18世紀スペイン、イベリア半島で発祥した舞曲のリズムです。
南米への植民地政策の結果、18世紀後半にはラプラタ川流域で流行り、特にアルゼンチンのブエノスアイレス、ウルグアイのモンテビデオで発達しました。

ミロンガはバントゥー語、アフリカの黒人の言葉で、奴隷としてアルゼンチン、ウルグアイ、ブラジルに連れて来られた人々の中で踊られたダンスパーティのことです。

長じては音楽大学でクラッシックギターを学びました。

ピアソラを敬愛し、こだわって研究しています。

ブエノスアイレス組曲は1995年作曲。
1楽章 Pompeya
説明はありませんが、Pompeyaはブエノスアイレス南側の街で、初めてタンゴが作曲され演奏されました。
タンゴの伝統が染み込んだ街と言われています。
伝統的なタンゴのリズムで作られています。

2楽章 Palermo
16世紀後半、イタリア系移民により買い取られた土地から始まったという街
19世紀に急速に成長し、空港、動物園、植物園が作られ、最古のクラブやカフェでタンゴが踊られました。

3楽章 San Telmo
ポップアートギャラリーや、深夜営業のバー、フリーマーケットにストリートパフォーマーがいて、自由奔放な雰囲気の街。観光客が高級レストランでタンゴを観賞しています。

4楽章 Microcentro
ブエノスアイレスのほぼ中心部。オフィスやデパートが立ち並ぶ近代的な街。
タンゴは近代的な形へと変転しています。

ピアソラの「タンゴの歴史」のストーリーを借りてブエノスアイレスの都市と歴史的特徴をなぞっています。







ふるさと山城ミュージアム

2021-02-11 23:17:12 | 日記
午後、ぶらっと山城ふるさとミュージアムに行きました。

長年、山城辺りの森で森林浴をさせて頂いて来ましたが、ミュージアムにきたのは初めてです。



茶畑の前。

いつも通る木津川沿いの163は恭仁京(740年~745年)の真ん中を走っています。

結構広い都だったことがわかりました。
墾田永年私財法って、覚えたけどこの都で発布されたんだって。

それ以前にも古墳が点在し、埴輪や銅鐸が出土しています。

3世紀頃
この道の先にも、椿井大塚山古墳。前方後円墳。
三角縁神獣鏡が出てきたそうです。本物は国立博物館にあるそうですが、本物のかけらがありました。さすがに撮影禁止。


最後は夫と次男の好物

倒木の苔ときのこの裏側に何かいないか、一本ずつひっくり返していきます。
今回は

「ゴミムシ!」
宝探しは、成人しても楽しいようです。







5月の予定

2021-02-10 23:05:41 | コンサート
実家のラナンキュラスは元気がよくて、次から次に咲いていきます。


今日は少し温かかったです。

5月29日ギターコンサートで、プホールの「ブエノスアイレス組曲」をギターの川原さんと演奏することになりました。

同じ日に古橋さんから、クインテットでリナルドの「私を泣かせて下さい。」とチャイコフスキーのピアノ12か月曲集から、「舟唄」を頼まれました。
こちらの方は、編曲中だそうです。

楽しみです。

今度はライブでできるように祈っています。






事務処理

2021-02-09 23:35:42 | 日記
実家の葉牡丹、まだきれいです。
父の大した財産は無いので、母は年金が頼みですが、遺族年金の申請をして金額を計算して額決まって支給されるには、3ヶ月かかることがわかりました。

その上、最後の2月支給予定の年金2ヶ月分は父の口座が凍結されるので、4月にならないと頂けません。

母の基礎年金も含め2ヶ月、収入無し。ということがわかりました。

口座凍結を解くためには、父の生まれてからの戸籍謄本全部と妹と私の謄本、などなど書類が山ほど。
その上、電気、ガス、水道、NTT、生協さんなど口座引き落としだったものの手続き。

母はお手上げなので、父が亡くなった翌日からほぼ毎日行って片付けていますが、書類を取り寄せるだけで、まだ申請さえ終わっていません。

一人暮らしだったり、遠方に住んでいたら、高齢者一人ではとてもできるものではありません。

私だって、事務処理は得意じゃないのに…。
まだ、そういう意味ではコロナのせいで時間はあるし、いろいろ立て替えもできるし、恵まれてはいると思いますが。

今日はヘンデルの「サバの女王の入場」
Audacityで重ね撮りに取り組んでいますが、動きが細かいのでなかなか難しいです。

フルートとピアノ編曲版を、さらにフルート二重奏に編曲していますが、二重奏では音が足りないかも。

まだまだ試作中です。











西宮ギター練習会オンラインコンサート

2021-02-08 23:17:37 | コンサート
西宮ギター練習会2月は1月に引き続き、リモートコンサートでした。

1月にギターの高井さんとsyncroomを使った時に、なぜか途中で通信が途切れて最後まで演奏出来なかったヴィラ=ロボスのブラジル風バッハ。
リベンジです。

それと、シューベルトのアルペジョーネソナタ第一楽章を演奏しました。

zoomに入ってsyncroomに入室。
オリジナルサウンドオフ。
syncroomは排他的モード。

話してみると、エコーが。
ただエコーではなく自分の声がくっきり二回聞こえるレベル。
「どうしましょう?」
「わからないけど、zoomのマイクの音声を切ってみたらどうかな?」と高井さん。

「えーっと、どこかな?」
「マイクのマークのところのオーディオ設定じゃないかな?」と古橋さん。
zoomだとみんながいろいろ教えてくれるので助かります。

オーディオ設定の私の側のマイクだけをボリューム最低まで絞ります。

さてsyncroomに戻ると、エコーが消えました。

準備完了。
演奏。
みんなのチャットによると、「同じ場所から聞こえてくるとしか思えない!」
「よくあってます!」
「原曲チェロ(アルペジョーネ)だけど、フルートの方がいいですね。」
などなど、大成功!

チャットだとすぐに言葉で反応が返ってきておもしろいです。

無事リベンジも果たしました。

問題解決への道

2021-02-05 23:51:35 | フルートレッスン
たくさんのコメントありがとうございます。
とても力になっています。
まだ返信できませんが、ゆっくりになってもお返しいたします。

昨日は、こどものレッスンでした。

リズムカードゲームをしていたら、全音符の数が一枚足りません。
「あれ?おかしい❗」
「落としたかな?」
足元を探してみたり、机の下を探したり。

ありません。

もう一組カードがあるので、「そちらに紛れたかも。」

もう一度ゲーム。

全部足りています。
「おかしいなぁ。」
もう一度、元のカードに戻ってみると

「あっ!」
「カードが一枚ひっくり返ってる!」

正解を出すことだけが、目的ではありません。
疑問を自主的にどう解決に導いていくか?という過程を学ぶことになります。

こういうことは音楽を創造的なものにします。

何より楽しんで、この過程に取り組んでいることが、素晴らしいと思います。

解決したときの、スッキリも気持ちいいです。



音楽葬

2021-02-04 21:24:31 | コンサート
父、山口清の死にあたって、温かい御言葉を頂いてありがとうございました。
91歳、80歳位から認知症を患い、長い介護の末だったので覚悟もあり、穏やかな葬儀を行いました。

音楽葬をと母が言い出し、型破りの葬儀も親族一同から否やもなく。

琴から離れて仕事に励んでいる妹。
クラリネットを吹く叔父、ヴァイオリンの姪。
アカペラ勉強中の姪。にも手伝ってもらいました。

母の琴とフルート私で宮城道雄の「春の海」を演奏。
何度も二人で演奏し、その度々に父が「ええなぁ。」と言ってくれていたことを思い出します。

妹の第二琴を加え、宮城道雄の「清水楽」を演奏。
父の清という字の入ったこの曲を初めて演奏したのは高校生の頃でした。

いつも時間があるときは、私たちの演奏を聴きに来てくれて応援してくれました。

同じ教師だった母の弟、叔父はよく家に来て、父と二人、夜を徹し教育談義をしていました。

この叔父とクラリネット、姪のヴァイオリン、私のフルートで別れの曲などトリオ演奏。
長く演奏して来ましたが合わせるのは初めてです。
父がこういう機会をくれたのだと思います。

姪のヴァイオリンソロで「愛の挨拶」
ヴォーカルで「命の歌」
二人が練習するのを目を細めて応援していた父。

最後は「上を向いて歩こう」を参列者全員で歌い、父を送りました。

徳島の田舎から、苦学して教員になり、明るくて、介護状態になっても冗談ばかり言って、職員さんたちを笑わせていた父にぴったりの曲。

言葉を失った後でも、練習しているのを横で聴いていて、一曲演奏するごとに顔を伺うと、手を叩いたり、親指を立てて「いいね👍」とウィンクしてくれた顔が浮かんで来て。
今回も「いいね👍」
と笑って「さよなら」してくれたのじゃないかな。

「ありがとう。」
「さようならお父さん。」


2021-02-01 23:17:20 | 日記
今夜はキャベツ入りホワイトシチュー。
先週キャベツ三個が重なり、お好み焼きからロールキャベツ、キャベツのあて…とFB友だちのご紹介レシピで、キャベツを着々と消費して。
後一個!

なぜか芽キャベツまで集まって来ました。

30日の早朝父が亡くなりました。
91歳でした。

その前の1:00頃呼び出されると呼吸器をつけられて、浅い呼吸をしていました。

母が「お父さん。」と声をかけても、もう聞こえたかどうかわかりません。
次男と私が両脇から声をかけても、もうわからないようでした。

もう会えないかもしれないと思って「お父さん、ありがとう。」と声をかけました。

呼吸器をつけて、聞こえたかどうかわかりませんが、言った瞬間、父の身体が少し弛んだ気がしました。

コロナで病院にはとどまることができず。
母を実家に送って家に帰りました。
3時位になっていました。

家に帰って一旦寝たものの眠れなくて、寝返りをうっていると電話がなりました。
「来られるまで何分かかりますか?」
母を連れにいって「40分位です。」
「申し訳ないですが、間に合わないかもしれません。」

夫が運転してくれるましたが、ついてみると、もう呼吸がとまっていました。

「あーあ。もうこんなになってしまったか。仕方ないな。」と母が言いました。

触ってみたら、まだ温かかったです。

そこから看護師さんがお医者さんを呼びに行き、臨終宣告。
「ドラマで見るのとは違うなぁ。」なんて、ぼーっと考えていました。

午後から、葬儀社打合せ、今日は母と妹と私で銀行、保険、年金、公共料金の手続きなどなど諸々、終わらない。

斎場が混んでいて葬儀は3日になりました。

ブログも明日、明後日はお休みします。