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チャイコフスキーの舟歌

2021-02-27 00:18:17 | ロマン派
3月にクインテットで演奏することになったチャイコフスキーの舟唄は1875年から1885年に作曲された
ピアノ曲集「四季」の12曲のうちの6番目6月の曲です。

アレクセイ プレシチェーエフの詩が着いています。

舟歌 6月
岸辺に出よう。
ぼくらの足に波はくちづけ
秘めやかな愁いの星が
ぼくらの上に光るだろう。

1877年にアントニナ イワノヴナと結婚しましたが、この結婚は失敗で、モスクワ川で自殺をはかるほどでした。

彼女から何度も申し込んだためか、彼女が悪女だったからと言われていましたが、今ではチャイコフスキーが同性愛者だったことがわかっています。

そういう背景を知れば、愛の詩につけた舟歌の暗い重い曲調、秘めた感じも少しわかるような気がします。