ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ブラックライト」、巨悪を撃ち抜け!

2023-07-23 16:32:01 | オーストラリア映画

おすすめ度 ☆☆★

リーアム・ニーソン 好き ☆☆☆

リーアム・ニーソンが主演を務め、FBIの影の任務をこなしてきたフィクサーの男が陰謀に巻き込まれ、FBIと死闘を繰り広げる様を描いたアクションサスペンス。

FBI⻑官ガブリエルから直々に雇われているトラヴィス・ブロックは、通称「フィクサー」と呼ばれ、極秘任務で潜入捜査している秘密捜査官に危機が迫った際、その救出を担うという影の任務を担っていた。ある日、救出した潜入捜査官のダスティから、FBIが一般人の殺しに関与しているという話を聞かされる。にわかに信じられないトラヴィスだったが、その件を記者のミラ・ジョーンズにリークしようとしたダスティが何者かに殺されてしまう。ミラと調査を進める中、国家を揺るがす極秘プログラムの存在を知ったトラヴィスはガブリエルに直接問いただそうとするが、その矢先、トラヴィスの娘と孫娘が誘拐されてしまう。

リーアムの活躍は素晴らしいが、B級感むんむん。

 

 

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「リミテッド」、未曽有の金塊が男を狂わす!

2023-05-10 21:24:19 | オーストラリア映画

おすすめ度 ☆☆☆★

「未体験ゾーンの映画たち2023」上映作品。

ザック・エフロンが主演を務めたサバイバルアクション。

砂漠を旅する2人の男が、莫大な量の金塊を発見した。しかしその大部分が地下に埋まっているため、1人が発掘に必要な道具を調達しに行き、その間もう1人が金塊を見張ることに。衛星電話とわずかな水と食料だけを頼りに仲間の帰りを待つ男は、灼熱の大地と襲い来る野犬の中、金塊を盗賊から守り抜くべく孤独な闘いを繰り広げる。

オーストラリアの荒野が舞台だけに、自然の力が半端でない。

そんなところに残された男に次々と難題が襲い掛かる。

特に砂塵のすさまじさは、実体験だけに、きつい、メイキング映像でも、そのきつさが写されている。

金に欲をかいた主人公の末路はまさに。

ラストは誰もいなくなった。

後半のハラハラは結構楽しい。

エフロンの日焼けした顔がだんだん醜くなっていく。

 

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「ドライビング・バニー」、これが私たちの正義!

2023-02-05 17:07:08 | オーストラリア映画

おすすめ度 ☆☆☆★

ニュージーランド映画

ニュージーランドの住宅事情が根底にある。

こどものために夫を殺害したために、子供と別れて暮らす母親。

こどもと会いたい一心で、住居を確保しようと奔走するが、世間は許さない。

そして暴走してしまう。

母親に同情はできても、行き過ぎた行為に目をそむけたくなる。

ラストは、支援局に立てこもり、警察に包囲される。

彼女の味方もでてき、かすかな希望が。

エシー・デイビスの演技が素晴らしい。

2021年・第20回トライベッカ映画祭で審査員特別賞を受賞。

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「ニトラム NITRAM」、ポート・アーサー事件の犯人に迫る!

2022-11-02 17:06:32 | オーストラリア映画

おすすめ度 ☆☆☆★

ケイレブ・ランドリー・ジョーンズが主人公ニトラムを演じ、2021年・第74回カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞した。

1996年4月28日、オーストラリア・タスマニア島の世界遺産にもなっている観光地ポートアーサー流刑場跡で起こった無差別銃乱射事件の犯人像を追っている。

観光しか主な産業のない閉鎖的なコミュニティで、母と父と暮らす青年。小さなころから周囲になじめず孤立し、同級生からは本名を逆さに読みした「NITRAM(ニトラム)」という蔑称で呼ばれ、バカにされてきた。何ひとつうまくいかず、思い通りにならない人生を送る彼は、サーフボードを買うために始めた芝刈りの訪問営業の仕事で、ヘレンという女性と出会い、恋に落ちる。しかし、ヘレンとの関係は悲劇的な結末を迎えてしまう。そのことをきっかけに、彼の孤独感や怒りは増大し、精神は大きく狂っていく。

このニトラムを演じる演者がうまいので、最後まで、緊張感で目が離せない。

ただ単に、精神の異常で犯した罪ではない。もっと深淵なところに、潜んでいる。

事件を直接描くことはなく、情景描写から事件を追い詰めていく。佳作だ。

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「RUBIKON ルビコン」、人類が滅亡寸前となった2056年!

2022-10-27 16:53:49 | オーストラリア映画

おすすめ度 ☆☆

劇場未公開

「アベンジャーズ」シリーズのVFXチームが放つSFアドベンチャー。地球が毒の霧に覆われ、人類が滅亡寸前となった2056年。宇宙ステーション「ルビコン」の女戦闘員・ハンナ、学者のギャビン、ドミトリ博士は、人類救出の可能性を遂に見出すが…。

未来に起こりうる環境破壊による、世界終焉の恐怖、テーマパーク的陶酔を与えるスペース・アクション・シーン、究極の選択を迫られる人類の勇気と愛のドラマ、壮絶なミッションに挑む緊迫したサスペンス、その全てが驚異のスペクタクル映像とともに、観る者を圧倒し、これまでに見たことのない世界に連れて行ってくれる!

ただ、3人の討論に終始し、面白さは半減。

特殊な藻の育成、培養で空気も作れて、食物にもなり、かつ酒も作れるという優れものな設定が面白い.ステーション内に張り巡らされた藻のシステムは緑色で独特な雰囲気を作る.宇宙空間やステーションの内部の調度も含めて、映像の質は高い.

 

 

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「ベイブ」、牧羊豚を夢みる子豚!

2022-08-04 16:43:06 | オーストラリア映画

おすすめ度 ☆☆☆

動物映画好き ☆☆☆★

NHK BS プレミアム 鑑賞 1995年製作 オーストラリア・アメリカ合作

牧羊犬に育てられたベイブ、牧羊豚になることを夢みて、成長する。

牧場主の粋な計らいで、牧羊犬選手権大会に出場、立派に牧羊豚の務めを果たす。

ただ、道のりは険しく、牧場主や牧場動物たちの励ましと手助けがあってこそ。

それにしても、豚は食用でしか役立たないとは気の毒。

実写とCGの組み合わせで、巧みに動物を活写。

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「レリック 遺物」、認知症老婆をめぐるホラーサスペンス!

2022-05-02 17:17:23 | オーストラリア映画

おすすめ度 ☆☆☆

オーストラリア・アメリカ合作 PG12

全米興行収入3週連続第1位! 本年度No.1ホラーと全世界絶賛! 

認知症に苦しむ老母の家を訪れた母娘が恐怖の連鎖に巻き込まれていく姿を描いたサスペンススリラー。

前半は、失踪した祖母を訪ねた、古びた家。

認知症ゆえの不可解な行為が見られるが、淡々とした描写で、眠くなる。

後半になると動き出すが、何しろ、暗いこと暗いこと。

そこへしみが不気味。

夢と現実が交差し、老婆の行動がエスカレート。

ラストも、見るものにゆだねる展開。

ホラーナンバーワンというには、小さい小さい

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「パワー・オブ・ザ・ドッグ」、Netflixオリジナル!

2021-12-02 17:05:59 | オーストラリア映画

おすすめ度 ☆☆☆

文学好き ☆☆☆★

ニュージーランド・オーストラリア合作

第78回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞。

「ピアノ・レッスン」で女性監督として初のカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞したニュージーランド出身の名匠ジェーン・カンピオン作品。

1920年代のアメリカ・モンタナ州を舞台に、無慈悲な牧場主と彼を取り巻く人々との緊迫した関係を描いた人間ドラマ。

大牧場主のフィル・バーバンクと弟ジョージの兄弟は、地元の未亡人ローズとその息子ピーターと出会う。ジョージはローズの心を慰め、やがて彼女と結婚して家に迎え入れることになる。そのことをよく思わないフィルは、2人に対して残酷で執拗な攻撃を仕かけていく。しかし、とある事件をきっかけに、残忍な性格のフィルの中にも、人を愛することへの可能性が芽生えていく。

セリフが少なく、察知していくしかない。

常に不穏な空気が。

それは、弟ジョージのふるまい。

牧場主として威厳がもたらすのか。

息子ピーターとの関係がより重要。

美しい風景と、心に秘めた行いのひりひり感。

アル中になっていくローズの生きざま。

ベネディクト・カンバーバッチ迫真の演技。全裸シーンが多い(男臭さ)。

 

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「ベイビーティース」、難病少女と薬中男!

2021-08-26 16:46:32 | オーストラリア映画

おすすめ度 ☆☆☆

難病もの好き ☆☆☆★

数々の映画祭で多くの賞を受賞! 映画批評サイトでも軒並み高得点!

題名のベビーティースは乳歯のこと。ネタバレになるので、あえて、乳歯としなかったのか?

病を抱える少女と孤独な不良青年の恋をビビッドに描いたオーストラリア発の青春ラブストーリー。

恋をして、命を謳歌し、刹那的に今を生きるミラ、不器用ながらもミラを優しく包み込むモーゼス、ただただ愛する娘を想う両親― 愛おしさに包まれる劇的なクライマックスに涙が溢れる―

ただ、相手の男性が、とてつもない不良で、余命いくばくもないから、こんな男を許してしまうのか。

起こる出来事が、ちょっと常識外。例えば、相手の男は、薬を盗みに両親宅に侵入。ミラを誘っておきながら、丘の草むらに一晩放置します。

舞台劇の映画化で、音楽やカメラワーク、演技は素晴らしく、映画的にはよい作品です。

ラストに、二人が結ばれますが、その契機が乳歯、タイトルです。

 

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「ベター・ウォッチ・アウト クリスマスの侵略者」、ホームアローンのスリラー版!

2021-04-17 17:02:00 | オーストラリア映画

おすすめ度 ☆☆★

ホラー映画好き ☆☆☆★

R15+/アメリカ・オーストラリア合作 2016年製作

北米最大のジャンル映画祭のファンタジア映画祭2017の観客賞部門でBest European / North-South American Feature賞を受賞、そして世界三大ファンタスティック映画祭のひとつ、ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭2017では最高位の最優秀作品賞を受賞。

クリスマスに留守番をまかされた12歳の少年とベビーシッターが巻き込まれた恐怖の一夜を描いたホラー。

年上のベビーシッターに横恋慕した12歳の少年。

おかげで、ベビーシッターの恋人に嫉妬。

少年は、友達を呼んで計画を実行。

ホラー調で話は進む。

ドッキリシーンが多く、アイデア勝負の駆け引きで、目が離せない。

ただ、この手のグロシーンが嫌いな向きにはどうか?

逆に、ホラーにはまれば面白い。

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