おススメ度 ☆☆☆
和歌山カレー事件、光市母子殺害事件、オウム真理教教祖麻原彰晃など、世をにぎわした事件の弁護をし、世に「悪魔の弁護人」と呼ばれた安田好弘のドキュメントだ。
テレビ東海が、づっと追い続け、テレビで放送したものを映画化したものだ。
最近の和歌山カレー事件の、証拠の不十分さを指摘している。
世の中では、林真須美しか考えられないとして、注目が集まっているが、この映画を見ると、かなり怪しい証拠で追いつめているように見える。
一方、光市母子殺害事件で、殺害方法に疑問を呈しているが、これは、証拠採用されなかったのか?
ほぼ死刑と考えられる案件は、なかなか引き受ける人はいない。あえてそれを引き受け、論点を詰めていき、裁判に臨む。殺人犯の肩を持つわけだから被害者の心情からすれば「悪魔」なのだろう。
一方で、死刑廃止論者でもある。ただ、弁護と論とは区別して考えていると安田は言う。
それにしても穏やかな顔だ。テレビでバッシングされる彼は、確かに悪魔っぽい。これは映画を見て、反省した。人は見かけだけで判断するな。
ただ、鋭い、検察の穴を探し出し、論を組み立て弁護するのだから、それは必然だ。
犯罪者のよってきたる、生活基盤、それは大きな要素だろう。でも麻原の弁護はどうだったのだろうか?今はくるってしまった麻原には食いつきようがないが。
映画は、安田弁護士側から描いているが、決して、彼を称賛しているわけではない。ただ、言い分は聞いて描いている。
後は、見る人の判断だ。考えさせられる映画だ。
和歌山カレー事件、光市母子殺害事件、オウム真理教教祖麻原彰晃など、世をにぎわした事件の弁護をし、世に「悪魔の弁護人」と呼ばれた安田好弘のドキュメントだ。
テレビ東海が、づっと追い続け、テレビで放送したものを映画化したものだ。
最近の和歌山カレー事件の、証拠の不十分さを指摘している。
世の中では、林真須美しか考えられないとして、注目が集まっているが、この映画を見ると、かなり怪しい証拠で追いつめているように見える。
一方、光市母子殺害事件で、殺害方法に疑問を呈しているが、これは、証拠採用されなかったのか?
ほぼ死刑と考えられる案件は、なかなか引き受ける人はいない。あえてそれを引き受け、論点を詰めていき、裁判に臨む。殺人犯の肩を持つわけだから被害者の心情からすれば「悪魔」なのだろう。
一方で、死刑廃止論者でもある。ただ、弁護と論とは区別して考えていると安田は言う。
それにしても穏やかな顔だ。テレビでバッシングされる彼は、確かに悪魔っぽい。これは映画を見て、反省した。人は見かけだけで判断するな。
ただ、鋭い、検察の穴を探し出し、論を組み立て弁護するのだから、それは必然だ。
犯罪者のよってきたる、生活基盤、それは大きな要素だろう。でも麻原の弁護はどうだったのだろうか?今はくるってしまった麻原には食いつきようがないが。
映画は、安田弁護士側から描いているが、決して、彼を称賛しているわけではない。ただ、言い分は聞いて描いている。
後は、見る人の判断だ。考えさせられる映画だ。