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NHK山田洋次が選んだ日本映画100選 喜劇編 今村昌平監督の「豚と軍艦」

2012-09-19 16:00:06 | 日本映画
1961年作品

米軍基地のある横須賀。

今の沖縄の感じ。米軍に頼った生活。

チンピラやくざの物語。

米軍の残飯を餌に豚を飼ってひと儲けしようと。

やくざに身を置き、金を稼ぎたい上昇意欲のあるチンピラ。彼には好きな女がいた。

彼女の姉は(オンリー即ち一人の米軍兵の専属売春婦、いやことによったら妻になれるかも)。彼女の紹介でオンリーになることを薦められるが、かたぎを志向。

彼にもやくざから足を洗うように言うが、つぎつぎといいように仕事を任される。

このやくざ風情の男たちと、米兵相手の女たちの哀しい物語だが、そこは社会派、今村昌平ちょっとひねりを利かせている。

ただ、セリフが聞き取りにくく、マイナス点。

最後、機関銃をぶっ放したり、大量の豚の暴走シーンがあって、にぎやかすが、今の映画を見る分には、おとなしい。

いきがるチンピラやくざを好演する長門裕之と、清純派であるが、体格がよく、色気のある役を好演する吉村実子。重喜劇だそうだ。



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