おススメ度 ☆☆☆
1997年に、連続テレビドラマから始まった「踊る大捜査線」、湾岸署の刑事青島を主人公に、その周りの人々の活躍が人々の関心を呼んだ。
映画の方は、1998年から始まり、部外作を含め7本になる。
「THE FINAL」だから今回で終了だが、青島は、まだ刑事であり続けるので、どうなのだろう、国民的映画となるには、もう少し頑張ってみては?
ただ、すごい大がかりで、これも、観客が呼べる見込みでの大盤ふるまいだろうが、映画の中身は薄い。
冒頭、青島と恩田すみれが夫婦で肉屋を営業しているのを見て、そのコンビの息の良さに、あれ、警察やめて脱サラしたのかなと思ってしまった。
警察内部の腐敗とまではいかない、官僚機構にメスを入れたつもりだろうが、まあ、コメディタッチの本作では、そういうシリアスな面はご愛嬌に過ぎない。
6年前の事件が尾を引くという、刑事ものパターンの一種だが、たいした、捕物もなく、大掛かりなアクションもない本作。
金に飽かせて、大掛かりな作品で、とりあえずは最後まで引っぱっていく力量はある。
織田裕二と柳葉敏郎の絶妙なコンビは、発揮された。
出来れば刑事ものなら、もっとサスペンスフルな作品にしてほしいが、アメリカとは別の味で生きようとする企画も捨てたものではない。
1997年に、連続テレビドラマから始まった「踊る大捜査線」、湾岸署の刑事青島を主人公に、その周りの人々の活躍が人々の関心を呼んだ。
映画の方は、1998年から始まり、部外作を含め7本になる。
「THE FINAL」だから今回で終了だが、青島は、まだ刑事であり続けるので、どうなのだろう、国民的映画となるには、もう少し頑張ってみては?
ただ、すごい大がかりで、これも、観客が呼べる見込みでの大盤ふるまいだろうが、映画の中身は薄い。
冒頭、青島と恩田すみれが夫婦で肉屋を営業しているのを見て、そのコンビの息の良さに、あれ、警察やめて脱サラしたのかなと思ってしまった。
警察内部の腐敗とまではいかない、官僚機構にメスを入れたつもりだろうが、まあ、コメディタッチの本作では、そういうシリアスな面はご愛嬌に過ぎない。
6年前の事件が尾を引くという、刑事ものパターンの一種だが、たいした、捕物もなく、大掛かりなアクションもない本作。
金に飽かせて、大掛かりな作品で、とりあえずは最後まで引っぱっていく力量はある。
織田裕二と柳葉敏郎の絶妙なコンビは、発揮された。
出来れば刑事ものなら、もっとサスペンスフルな作品にしてほしいが、アメリカとは別の味で生きようとする企画も捨てたものではない。