この映画は、5部構成となっている。
小学校女生徒殺害事件の目撃者、4人の女の子と殺された子の母親の5人がそれぞれの物語の主人公だ。
中では、「くまの兄妹」と「とつきとおか」の二篇よりなる。
「くまの兄妹」は、晶子が主人公、彼女は、おとなしい子だったが、一番最初に殺された女の子の母親に会い、彼女の錯乱ぶりを目の当たりにする。
そのご引きこもりとなるが、15年後、唯一の話し相手兄が、結婚して、妻の連れ子とともに帰ってくる。
引きこもりの彼女は、精神的に虚弱で、兄が連れ子にした行為を許せず事件が起こる。
彼女はこれが、贖罪だというが、女の子の母はそうではないという。
安藤サクラが、晶子を演じ、なんともだるい、だらしのない引きこもり、いわゆるオタクを絶妙に演じている。
刑務所での彼女の錯乱ぶりというか、ボケぶりというか、鬼気に迫る。
第4話は、由佳、喘息持ちの姉に親の愛を奪われ劣等感に。
15年後、結婚した姉の旦那を寝取り子供を産むが、旦那にお前を愛してなかったと言われ、かっとなって事件に。
池脇千鶴が演じ、微妙な役柄を巧みに演じている。
4話の中で一番サバサバしている。そして、犯人をテレビで見、女の子の母に告げる。
第5話が見ものだ。
全体に、ホラー調の演出で、黒澤監督らしい味を出している。
小学校女生徒殺害事件の目撃者、4人の女の子と殺された子の母親の5人がそれぞれの物語の主人公だ。
中では、「くまの兄妹」と「とつきとおか」の二篇よりなる。
「くまの兄妹」は、晶子が主人公、彼女は、おとなしい子だったが、一番最初に殺された女の子の母親に会い、彼女の錯乱ぶりを目の当たりにする。
そのご引きこもりとなるが、15年後、唯一の話し相手兄が、結婚して、妻の連れ子とともに帰ってくる。
引きこもりの彼女は、精神的に虚弱で、兄が連れ子にした行為を許せず事件が起こる。
彼女はこれが、贖罪だというが、女の子の母はそうではないという。
安藤サクラが、晶子を演じ、なんともだるい、だらしのない引きこもり、いわゆるオタクを絶妙に演じている。
刑務所での彼女の錯乱ぶりというか、ボケぶりというか、鬼気に迫る。
第4話は、由佳、喘息持ちの姉に親の愛を奪われ劣等感に。
15年後、結婚した姉の旦那を寝取り子供を産むが、旦那にお前を愛してなかったと言われ、かっとなって事件に。
池脇千鶴が演じ、微妙な役柄を巧みに演じている。
4話の中で一番サバサバしている。そして、犯人をテレビで見、女の子の母に告げる。
第5話が見ものだ。
全体に、ホラー調の演出で、黒澤監督らしい味を出している。