1949年作品
木下恵介の才気あふれる演出に脱帽。
終戦後まもなく、自動車修理業で儲けた青年に、見合いの話が。
気乗りしなかったが、会ってみたらこれが美人。
実は没落華族の一家の最後の頼みだった。
田舎での成り上がり青年と、没落とは言え気品の高さは絶品の女性。
この二人のなんとも切なくおかしい恋愛物語。
お互い好きながら、身分の違いが。
ところどころに見られる絶妙な演出についつい涙が、一方で、行き違う二人の感情に笑いが。
シンプルな男女のキビだが、原節子の美しさと、気品のある彼女に戸惑う佐野周二演じる若者。
取り巻く役者陣も達者で、二人をもり立てる。
基本は松竹映画でありながら、なんとなくフランス映画っぽい作風。
ちょっとこんな映画はもう出ないだろう。
木下恵介の才気あふれる演出に脱帽。
終戦後まもなく、自動車修理業で儲けた青年に、見合いの話が。
気乗りしなかったが、会ってみたらこれが美人。
実は没落華族の一家の最後の頼みだった。
田舎での成り上がり青年と、没落とは言え気品の高さは絶品の女性。
この二人のなんとも切なくおかしい恋愛物語。
お互い好きながら、身分の違いが。
ところどころに見られる絶妙な演出についつい涙が、一方で、行き違う二人の感情に笑いが。
シンプルな男女のキビだが、原節子の美しさと、気品のある彼女に戸惑う佐野周二演じる若者。
取り巻く役者陣も達者で、二人をもり立てる。
基本は松竹映画でありながら、なんとなくフランス映画っぽい作風。
ちょっとこんな映画はもう出ないだろう。
