ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ヴェルサイユの宮廷庭師」、ケイト・ウィンスレット圧巻の職業婦人

2015-10-19 17:40:42 | イギリス映画
おすすめ度 ☆☆☆

ヴェルサイユ好き、庭師好き、大人の恋好き ☆☆☆☆

17世紀フランス。国王ルイ14世は、栄華のシンボルとしてベルサイユ宮殿の増改築を計画していた。

その庭師のコンテストに田舎の女庭師が応募、

いったんは外されるが、その独創性に惚れた庭師のリーダーに見初められる。

やがて、国王のお目にもかない、リーダーとも恋心が芽生え、ラブストーリーは進む。

リーダーの妻の嫉妬がからみ、一度は大雨で破壊されるが、

男勝りの女庭師は、困難をはねのけ成功に導く。

男社会で働く、職業ウーマンの鏡のような存在。

当然庭師であるから肉体労働、あの絢爛たる衣装と相反する姿に圧巻。

これはフィクションらしいが、なかなか、フェイクと思わせない演出。

ヴェルサイユという豪華な舞台に、庭師のような泥臭さを交え、さらに、夫と子を亡くした妻の悲しみを体現。

みごとに演じ上げたケイト・ウィンスレットに脱帽。
コメント
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