ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ラブストーリーズ エリナーの愛情」、エリナー編

2015-10-26 19:11:36 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆

男女(夫婦、親子、姉妹、親友)の機微を描いた作品好き ☆☆☆☆

冒頭、エリナーが投身自殺を図るシーンから(コナー編ではこのシーンはない)はじまる。

それだけ彼女は、追い詰められていたのだ。

エリナー編では、コナーはあまり登場せず、もっぱらエリナーの実家が舞台だ

父は、精神科医で教師、母はフランス出身。

かなり自由な感じだが、

子を亡くした、それも自らの責任を感じている。

そんな、精神的な落ち込みを丁寧に描いている。

そして家族の温かい目。フランスでの教師とのふれあい。

ここではコナーの存在は軽いのだ。

ちょっと、心理的な描写が多いので、分かりずらい面もあって、エリナーのわがままっぽい行動に感情移入は難しい。

やはり、二つの作品を、鑑賞して、二人の行動を詮索しながらトークするのが楽しいのではなかろうか。

特に、両者のラストは意味深で、今後の展開を予想させるのだが。

エリナーをジェシカ・チャステイン、コナーをジェームズ・マカヴォイが演じている。
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「ラブストーリーズ コナーの涙」,男女それぞれの側から描いた作品。コナー編。

2015-10-26 18:41:30 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆

男女(夫婦、親子、姉妹、親友)の機微を描いた作品好き ☆☆☆☆

子供をなくしたことで、悲嘆にくれる夫と妻。

その心は、

ラブストーリーズは、「コナーの涙」と「エリナーの愛情」の二つの作品からなる。

夫コナー側から描いた「コナーの涙」、妻エリナーから描いた「エリナーの愛情」。

それぞれ独立していて、片方だけ見てもよいが、両方見てはじめて、理解できるという人が多い。

それも時期を置かずに、続けて見るほうがよいと。

というのは、監督ネットベンソンが、男女の違いを描いたと述べているように、同じシーンがコナーとエリナーで異なった表現になっているからだ。

ちょっと、展開がゆったりしているので、かなり眠い作品で、ちゃんと個々のセリフなども理解していないと、二つの映画の違いが、明確にならないからだ。

で、「コナーの涙」は、男性目線で、妻が突然消えて右往左往する。

なぜ、という疑問を抱きながら、ストーカーまがいなことまでする。

まあ、女性に逃げられる、要はふられた経験のある男性には実に身につまされる話だ。

冒頭、レストランから食い逃げする二人のシーンからちょっと異常な男女関係ではあるのだが。

まあ、男目線は、心理的には、意外と分かりやすい映画になっている。(続)


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