おススメ度 ☆☆☆
韓国恋愛映画好き ☆☆☆☆
前半は、闇金の借金取り立て部長が、父が病気で借金している女銀行員の元へ取り立てに行き、ひとめぼれし、ぎこちない恋の告白をするところから始まる。
一日一時間逢うことを約束させ、ランチデートが始まる。
暴力で物事解決する、そんな世界で生きてきた男が、40になって、不器用な恋愛ごっこをはじめ、ラブホを誘うもあっさり断られる、そんな幼い姿も見せる。
くりかえし合ううちに、お互いの心は、やや近づきかけ、人前でおならをする関係にまでなる。
この辺は、韓国映画独特の笑いを含んでいる。
だが後半、時間軸が途中で逆転するが、それは、部長が秘密を抱えてしまうことからくる。
暴力でしか、自分の意志を伝えられないふがいなさ。
そして、秘密を話そうとするが、怖くてできない。
いかにもやくざらしい歩きといい、愛らしい暴力男を演じるファン・ジョンミン、彼が愛する女に思いが伝わらないもどかしさ、そしてやっと二人が一つになったその時には。その姿に涙せずにいられない演技だ。
そしてラストは、部長の父親の運転するバス。乗り合わせる銀行員、流れる音楽。再び涙があふれて止まらない。
また一つ韓国映画の傑作に出会えた。
韓国恋愛映画好き ☆☆☆☆
前半は、闇金の借金取り立て部長が、父が病気で借金している女銀行員の元へ取り立てに行き、ひとめぼれし、ぎこちない恋の告白をするところから始まる。
一日一時間逢うことを約束させ、ランチデートが始まる。
暴力で物事解決する、そんな世界で生きてきた男が、40になって、不器用な恋愛ごっこをはじめ、ラブホを誘うもあっさり断られる、そんな幼い姿も見せる。
くりかえし合ううちに、お互いの心は、やや近づきかけ、人前でおならをする関係にまでなる。
この辺は、韓国映画独特の笑いを含んでいる。
だが後半、時間軸が途中で逆転するが、それは、部長が秘密を抱えてしまうことからくる。
暴力でしか、自分の意志を伝えられないふがいなさ。
そして、秘密を話そうとするが、怖くてできない。
いかにもやくざらしい歩きといい、愛らしい暴力男を演じるファン・ジョンミン、彼が愛する女に思いが伝わらないもどかしさ、そしてやっと二人が一つになったその時には。その姿に涙せずにいられない演技だ。
そしてラストは、部長の父親の運転するバス。乗り合わせる銀行員、流れる音楽。再び涙があふれて止まらない。
また一つ韓国映画の傑作に出会えた。