ひろの映画見たまま

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「図書館戦争 THE LAST MISSION」、本を読む自由を守るための戦争です

2015-10-29 17:44:45 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆

「図書館戦争」の続編です。

一応、前半で説明があるので前編とか原作とか、見なくてもよいですが、見ておくとより入りやすいでしょう。

テレビドラマもあるらしいです。

近未来で、本を読む自由を制限するメディア規制があり、これを阻止するために図書館隊が結成されます。

この図書館隊と図書の検閲を実行する部隊「実行隊」が対立します。

日本国内で、日本人同士が戦うというちょっとありえない話なのですが。

まあ、そこは飛ばすとして、本を読む自由を奪われるというのは、戦前の日本で実際にあった話ですからあながちありえない話ではありません。

「図書館法規要覧」の一般公開を実施しようとする図書館隊と、それを阻止しようとする実行隊の戦闘が描かれます。

実在の図書館を舞台に、自衛隊の協力を得て撮影された、戦闘場面はなかなか迫力があります。

人数的に圧倒的に不利な図書館隊で、笠原(女性隊員)と堂上(その上司)がタッグを組んで事に当たります。

勿論、その前の隊同士の激突も、結構迫力があります。

堂上に扮する岡田准一はアクションの素養があり、気合いを見せます。一方、笠原に扮する榮倉奈々は長身でかっこいいアクションを見せます。

そしてこの二人が恋仲なのが、この映画のもう一つのメインで、大した恋愛シーンはありませんが、それだけ上司と部下という微妙な関係でもたせます。

自由の弾圧とか、自由のために命をかけるとか、一般大衆は白けているとか、現代の風潮を揶揄している向きもありますが、気軽にアクションと恋愛を楽しむ映画です。
コメント
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