おすすめ度 ☆☆★
ムッソリーニ好き ☆☆☆
映画化もされたドイツのベストセラー小説「帰ってきたヒトラー」をベースに、舞台をイタリアに置き換え、現代によみがえった独裁者ムッソリーニが巻き起こすドタバタを描いたブラックコメディ。
イタリアの独裁者ムッソリーニが、亡くなった１９４５年から７０年余後、現代によみがえった。スキンヘッドに軍服、ファシスト党の統帥と呼ばれる男。
ドキュメンタリー作家と共に、イタリア各地を旅行。イタリア観光案内でもある。
ヒットラーに比べて影が薄く、独裁者としてもマイナーなので、ヒトラーを越えられていない。
日本にすれば、天皇になるが、それは無理な話。
おすすめ度 ☆☆☆
群像劇好き ☆☆☆★
１９９９年作品
かなりセックスに関するきわどい会話 １８７分の長尺
第72回アカデミー賞3部門にノミネート。ベルリン映画祭 金熊賞（グランプリ）受賞。
エンディングで使用されたエイミー・マンの｢セイヴ・ミー｣は、グラミー賞2部門、アカデミー歌曲賞にノミネート。
末期がんで余命幾ばくも無いTV界の大物プロデューサー、彼の息子のカリスマ的な啓発セミナー主催者（トム・クルーズ）、彼の後妻（ジュリアン・ムーア）、彼の付き添い看護士（フィリップ・シーモア・ホフマン）、彼のプロデュースする長寿クイズ番組の司会者、その妻、その娘、娘に好意を持つ警官、警官に憧れる黒人少年、かつて番組を沸かせた元天才少年（ウィリアム・H・メイシー）、今番組を沸かせている天才少年、その父親。多数の登場人物が、たった1日の中で複雑に絡み合い、いがみ合い、愛し合う、群像劇。
トム・クルーズのブリーフ一丁、セックスを説きまくる。
いずれにしても長い。
空からカエルが降ってくるのって何？
