ひろの映画見たまま

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「DAU. ナターシャ」、娯楽性は皆無。ひたすら生々しく恐ろしい、壮大な実験プロジェクトの第一弾

2021-10-29 16:47:16 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆

実験的な映画好き ☆☆☆

R18+/ドイツ・ウクライナ・イギリス・ロシア合作

2007年にソ連のノーベル物理学賞学者レフ・ランダウの伝記映画として始まった企画は、フルジャノフスキー監督の野心的な構想がとてつもなく膨張。その結果、ウクライナのハリコフに秘密研究所の都市を建造し、1950年代のソ連社会そのものを今に甦らせる巨大プロジェクトへと発展した。その物量の凄まじさを伝えるエキストラや衣装の数、大勢のスタッフ&キャストや科学者らが当時を緻密に再現した環境で実際に暮らし、40ヵ月もの断続的な撮影が行われたというのだから唖然とするしかない。

その第一作が本作品。第70回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(芸術貢献賞)を受賞。s

食堂で働くナターシャが主人公。
ある日、ソビエト連邦にいる外国人科学者と関係を持って、というストーリー。

前半、ナターシャと若くて美しい同僚のオーリャとのやり取りが延々と続く。

そして、フランス人の科学者と関係を持つ。このセックス描写が生々しい。

後半は、この外国人と関係を持ったと、KGB職員から、いやらしい詰問を受ける。

女の裸シーンが多いが、何しろ、中年を過ぎたおばさん。

若いウェイトレスも裸にされるが、湯船に押し込められるだけ。

まあ、いずれにせよ、終わりまで見てしまうが、つまらない映画。

コメント
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