おすすめ度 ☆☆☆★
R15+
禁酒法時代から半世紀にわたりアメリカの暗黒街を支配した伝説的マフィア、マイヤー・ランスキーの人生を描いたクライムドラマ。
年老いたランスキーにインタビューという構成。
年老いたランスキーをハーベイカイテルが演じ、渋みのある演技でひきつける。
1910年代から80年代まで、時代を行き来しながらサスペンスフルに描いていく。
ランスキーの口から語られる彼の人生は、半世紀以上におよぶギャングたちの抗争の記録でもあった。
ランスキーらしいところは彼が迫害されしユダヤ系移民であるという点と数字に強いという頭の良さであろう。マフィアに企業経営を応用して組織を近代化し、カジノ経営でも大成功した。
じみなギャング映画!