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「仕掛人・藤枝梅安」、悪には最悪の結末を!

2023-02-07 17:05:19 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)

池波正太郎好き ☆☆☆★

池波正太郎のベストセラー時代小説「仕掛人・藤枝梅安」シリーズを、池波正太郎生誕100年となる2023年に豊川悦司主演で映画化した2部作の第1部。(エンドロールのあとに第二部の予告がある)

江戸の郊外、品川台町に住む鍼医者の藤枝梅安には、腕の良い医者という表の顔と、生かしておいてはならない者たちを闇に葬る冷酷な仕掛人という裏の顔があった。そんな梅安がある日、料理屋を訪ね、仕掛の標的であるおかみの顔を見た瞬間、思わず息をのむ。その対面は、梅安自身の暗い身の上を思い出させるものだった。

これまでにも緒形拳、田宮二郎、萬屋錦之介、小林桂樹、渡辺謙らが演じてきた梅安役を新たに演じる豊川をはじめ、相棒に片岡愛之助、ヒロインに天海祐希。

全体に暗く、顔のアップが多い。豊川の幅広の顔が。長身でもあり圧巻だ。

淡々と殺しをやる割には、殺しのえげつなさは少なく、割とあっさりしている。

妹を殺すというテーマは重いが、たんたんと仕事をこなす梅安。

 

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