ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「コンパートメント No.6」、空回りする私を捨てて列車の乗った!

2023-11-17 21:09:53 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

フィンランド・ロシア・エストニア・ドイツ合作

第74回カンヌ国際映画祭グランプリを受賞。

フィンランドの新鋭ユホ・クオスマネンが、同国の作家ロサ・リクソムの小説を基に撮りあげた長編第2作。

1990年代のモスクワ。フィンランドからの留学生ラウラは恋人と一緒に世界最北端駅ムルマンスクのペトログリフ(岩面彫刻)を見に行く予定だったが、恋人に突然断られ1人で出発することに。寝台列車の6号客室に乗り合わせたのはロシア人の炭鉱労働者リョーハで、ラウラは彼の粗野な言動や失礼な態度にうんざりする。しかし長い旅を続ける中で、2人は互いの不器用な優しさや魅力に気づき始める。

はじめ粗野だったロシアの青年。やがて恋心を抱くように。

フィンランド語で「愛する」はなんというか聞かれて、「くたばれ」と答えた。それが後で効いてくる。

雪国を走る寝台列車。長距離のため一晩駅に泊まることも。ロシア青年の知り合いの家に行く。

また、途中から乗り合わせてきた青年にビデオカメラを盗まれてしまう。

そして、目的のペトログリフにロシア青年に連れて行ってもらう。

この旅のなんと豊かなことか、そして恋も芽生えて最高のセレナーデだ。

 

 

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「ヒューマン・キャピタル/人間の価値」、「人間の値打ち」のリメイク!

2023-11-17 16:50:27 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

Netflix鑑賞  2019年製作

配信のみ

社会階層の異なる二つの家族がひき逃げ事件を機に運命に翻弄されていくスリラー。

不動産業を営むも経営難に陥っていたドリュー。ある日、娘の友人の父親で業績好調なヘッジファンドを営むクイントがテニスの相手を探していると知り、すぐに相手を申し出る。やがて二つの家族は衝動的に契約した取引とひき逃げ事件によって運命が狂い始める。

群像劇らしく、それぞれの時系列で物語が進んで行くのも、一つの見どころ。両家の妻と子供たちの行動が。

原作となったイタリア映画「人間の値打ち」と比較してみるの良い。

 

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