ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「メグレと若い女の死」、謎の先に彼女の人生が見えてくる!

2024-06-15 20:23:03 | フランス映画

おすすめ度 ☆☆☆★

《本国フランスにて初登場1位》名匠パトリス・ルコント監督が贈る8年ぶりの最新作!名優ドパルデュー演じるメグレ警視が難事件に挑む、感動サスペンス‼

1953年。パリ・モンマルトルのバンティミーユ広場で、シルクのイブニングドレスを着た若い女性の遺体が発見される。真っ赤な血で染まったドレスには5カ所の刺し傷があった。捜査に乗り出したメグレ警視は、その遺体を見て複雑な事件になると直感する。遺体の周囲に被害者を特定できるものはなく、手がかりとなるのは若い女性には不釣り合いなほど高級なドレスのみ。被害者の素性とその生涯を探るうちに、メグレ警視は異常なほどこの事件にのめり込んでいく。

メグレ警視は身長180センチ 体重100キロ!ジェラール・ドパルデューにどハマリ、彼の体格を生かした刑事ものとなっている。

女性の保持していた薬品を販売した薬局の証言から、女性の住所にたどり着き、名前を知る。死体写真の顔を写した一枚の裏にルイーズと名前を記述する。この時のメグレの表情。
短いけれども生きてきた人として、はじめて、メグレはルイーズに対面する。

 

 

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「SISU シス 不死身の男」、ツルハシ一本でナチスを討つ!

2024-06-15 17:17:47 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

アクション映画好き ☆☆☆☆

フィンランド映画  R15+

“世界一幸せな国フィンランドから届いた血煙り爆アガりのマッド・エンターテインメント!"
ソ連に侵攻され、ナチス・ドイツに祖国を焼かれたフィンランド。<ツルハシ1本>と<折れない心>で敵を討つ“絶対に死なない”伝説の老兵の壮絶バトルがはじまる!

タイトルの「SISU(シス)」とはフィンランドの言葉で、日本語への正確な翻訳は難しいが、すべての希望が失われたときに現れるという、不屈の精神のような意味合いを持つ。

金を奪ったナチスを追跡し、たった一人、しかも金を掘るつるはし一本で戦車を含めた集団を皆殺しにするのだ。地雷原に追いやられ機関銃で狙われるは、川の中に逃げるも追跡されるは、そして縛り首で吊るされるなど、ありとあらゆる危機を乗り越えていく。この危機と反抗のデパートみたいな展開で1本の映画を作る割り切りさに恐れ入った。加えて、その間の人体がぶっちぎれ飛び交う「ゴア」描写も相当なもの。

戦車に立ち向かい、極寒の湖底で敵を待ち伏せし、最後は「ミッション:インポッシブル」顔負けの空中戦にも挑む。「ツルハシ1本」は盛り過ぎだが、身近な物を武器に戦い抜く姿に思わず拍手を送りたくなる。

 

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