おすすめ度 ☆☆☆
イギリス・アメリカ合作
巨大ハリケーンによりヨットが大破し太平洋を漂流した婚約者カップルの実話を映画化。
1983年、タヒチで婚約したばかりのタミーとリチャードは、知人のヨットをサンディエゴまで回航する事を請け負って海に出た。だが、航海の途中、大嵐に遭遇して、ヨットは転覆。その後、何とか姿勢は回復したが、マストは折れ、舵は動かず、リチャードは波に流されてしまった。
数日後、タミーは波に漂うリチャードを発見し、救助するも、彼は大怪我を負い瀕死の状態だった。タミーは帆桁をマスト代わりに小さな帆を張り、海流に乗って、ハワイを目指す事にするのだが……
この映画、嵐の後の大破したヨットの上でひとり絶望するタミーの描写から始まり、漂流の旅の中で、タミーの回想シーンとしてリチャードとの出会いからこれまでが描かれる。
そしてラスト。これは恋愛映画なのだ。
シャイリーン・ウッドリー好演。