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「ズタボロ」、ゲッツ板谷の自伝小説の映画化。ズタズタボロボロ

2015-05-16 19:44:09 | 日本映画
おすすめ度 ☆☆

青春、暴力好き ☆☆☆

2007年に松田翔太主演で製作・公開された「ワルボロ」の続編。

今回は、高校生に上がったコーイチが、不良少年として、暴力と向き合う。

仲間、それに二人いるおしはやくざ。

いったんは、おじのもとでテキヤとして働き、好きな女もできるが、暴力が怖くてやくざに頼ってしまう。

一方、周りがやくざなので、なんとか息子をやくざにしたくない母親。

執拗な暴力描写は、見ていて痛い。やられる場合もやる場合も、所詮暴力は何も生まない。

だけど、だちの復讐はしなければ。

そしてやっと、自らの力で、やろうと決心する。

母の声が聞こえて、やくざにはならないと。

昨年は「クローズ」が話題を呼び、これは対決型暴力で、それなりにスカッとするところがあったが、

この映画はそれすらない。

結局、80年代の不良少年の生き様、それはゲッツ板谷のそれだ。今にそれが求められるのか。

脇は結構ベテランがかためて、それなりに見れる映画にはなっている。

だが、暴力に得はない。


主演は永瀬匠、監督は橋本一。

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