おすすめ度 ☆☆☆
フランス・イギリス・ベルギー合作 R15+
ドイツの映画なのに、全編英語の違和感。
原作は、フランスで最も権威のある文学賞「ゴング―ル賞」の最優秀新人賞に輝いたローラン・ビネによる世界的ベストセラー小説「HHhH プラハ、1942年」。
前半は、ナチス第三の男ラインハルト・ハイドリッヒの生い立ちを描き、後半は彼の暗殺事件を描く。
ハイドリッヒは、ジェイソン・クラークが、演じている。
非道なナチの行動ゆえ、残虐なシーンが随所に描かれ、目をそむけたくなる。
ハイドリッヒが、ナチ信奉者の妻に影響されたこと、ハイドリッヒを暗殺したのが、イギリスに亡命したチェコの青年だったこと、などが丁寧に描かれる。
ただ、二分化したために、話が分散した点は否めない。
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