おすすめ度 ☆☆☆
シリアスドラマ好き ☆☆☆★
2003年製作 アメリカ映画
アンドレ・デビュース三世の同名小説を映画化したヒューマン・ドラマ。ある家をめぐって対立する孤独な女性と移民家族が織りなす人間模様を、重厚に描く。
ジェニファー・コネリーとベン・キングズレーが好演。
亡き父が残した海辺の一軒家に住んでいる女性キャシー・ニコロ(ジェニファー・コネリー)。
たった数万円程度の税金未払いから、家を差し押さえられてしまう。後に、それが行政の手違いであったことが判明するが、すでに家は他人の手に。
新しく家主になったのは、政変でイランを追われ、アメリカに亡命したベラーニ元大佐(ベン・キングスレー)の一家だった。
キャシーに、恋心を抱く、バートン副保安官。
バートンは、キャシーに何とか有利になるようにと動くのだが。
そして、悲劇の連鎖がおこる。
まさに、だれが悪いといえようか。
でも、家を守りたかったがために起こる悲劇。
特に、巻き込まれたイラン亡命者の家族は、いたたまれない。
心に響く力作だ。
映画でした。
彼女のお兄さんがもっと積極的に
手伝ってくれたら・・・
題名にも納得。三度ほど観ました。