おすすめ度 ☆☆☆★
木村拓哉と綾瀬はるかの共演で織田信長と正室・濃姫の知られざる物語を描く、東映70周年を記念して製作された歴史大作。168分の長尺。
織田信長の正室濃姫は、歴史上なぞの多い人物。帰蝶とも呼ばれ題名のバタフライとなる。
二人の恋愛話に終始したがゆえに、合戦場面も少なく、時代劇としては異色の出来だ。
大友啓史が監督を務め、「コンフィデンスマンJP」シリーズの古沢良太が脚本を手がけた。
前半は、うつけものの信長を茶化した演出で、濃姫の才が目立つ展開。
中盤は、信長の進化が描かれ、ラストは本能寺の変。
二人が南蛮へ船出する夢想など、大胆な解釈。
いかにも長い。
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